常寂光寺を出て、祇王寺を目指します。
途中の道案内。
畑もある穏やかな土地。
小倉餡の発祥の地とのこと。
小路を歩いていきます。
途中にはお手洗いもあります。お寺などにもお手洗いがありますので、トイレの心配は不要です。
そして道中に二尊院というお寺がありました。せっかくなので入ってみることに。
入ってすぐ左手には休憩所が。飲食も可能です。
右手には受付。拝観料は500円。
料金を支払い、中に。
いきなり長い道が続きます。
左右の木々のボリュームがいい感じ。これも季節によっていろいろな姿を見せてくれると思われます。
さらに奥に進むと塀が見えます。
塀の中に入ることが出来る入り口。
塀の中には本堂や、上の方にある墓に続く道があります。
本堂の由来。
塀の中に入る別の入り口。上には小倉山の文字があります。
塀の外から見た正面入り口。
正面から見た本堂。
本堂に上がることが出来ます。入り口で拝観料を払った際にもらったパンフレットをスタッフに見せます。スタッフは部屋の中に居るのですが、チェックはざっくりとでした。パラパラと持っていることを誇示するだけで構いません。
本堂の正面付近には撮影禁止の文字があったため、撮影せず。本堂の中に入ってくことはできませんが、縁の部分をぐるりと歩くことが可能です。靴は入り口で脱ぎます。
この本堂の裏側が小倉山です。庭園風で落ち着きます。
鹿威しについての説明。「ししおどし」という名前は聞いたことがあっても、漢字をこう書くということを初めて知りました。鹿を威すという意味だそうです。もちろん、驚かすのは鹿以外も含まれます。
なぜか赤く色づいている葉。まだ夏の手前です。
本堂を見終えた後は、周囲を散策。結構な広さのため、歩くのにも一苦労です。
本堂と同じエリアにはさまざまなオブジェがあります。
角倉了以の像。豪商で、伏見城に薬医門をこちらの総門として移築したとのこと。
小倉餡発祥之地の石碑。
八社宮。
鐘楼。
鐘を突くことはできますが、金が必要なようです。
本堂と同じエリアにあるものを一通り見終え、続いて長い階段を上っていきます。
途中の変わったお墓。
湛空上人廟。階段を上りきった一番上にあります。
その左手側に歩くと時雨亭跡。
ちょっと道が山道のようになっています。ですが、アップダウンはさほどありませんので、気軽に移動可能。
しかし、スズメバチやマムシがいるとのことなので注意しながら歩きましょう。特に夏場は蜂の被害が全体的に多くなりますので、注意。
時雨亭跡。跡なので、現在は何もありません。
この場所から京都の町の方を見下ろすことが可能です。
引き返し、反対側に移動。
もうちょっと階段を上ると、このエリアの一番高いであろう場所にたどり着きます。
ここまで階段を上ってきていますが、基本的には墓があるだけです。
一番上もお墓。
後は引き返すだけ。階段とは別のルートに坂がありますので、坂を下っていきます。
特に何もないので、そのまま下り、二尊院の入り口から続いていた長い通路に到着。
そして出口に行き、二尊院を後にしました。
滞在は40分。階段を上るのが大変でした。また、時間帯も徐々に昼に差し掛かり、蒸し暑くなってきたのもつらいところです。
ですが、入り口から入ってすぐの長い通路などは別世界にいざなわれるような不思議な感覚があり、魅力を感じます。たぶん、紅葉シーズンはかなり人が訪れるのではないでしょうか。
パンフレットにも春夏秋冬の写真が載っていますので、いろいろな季節に訪れてみたい場所です。
長い階段があるので、上の方まで行きたい場合はハイヒールではなく、運動靴などで出かけるとよいでしょう。
嵐山 京都 一人旅の旅行記
京都の嵐山の一人旅の旅行記です。前日『ホテル近鉄京都駅 京都 一人旅』からの続きです。