今回宿泊予定の「民芸の宿 雲仙 福田屋」に荷物を預け、さっそく周辺観光をすることにしました。
周辺マップをカウンターで貰うことが出来たため、それに従って移動を開始します。宿オリジナルのマップのようで、いくつかの散策コースが書いてあります。
チェックイン時間までかなり時間があったため、一番長い120分のコースを歩いていくことに。
さっそく出発です。まずは雲仙地獄のエリアに向けて移動します。
大通り沿いを進み、途中で左折。
6分ほど歩くと、何やらモクモクと湯気が上がっている場所に到着します。硫黄のにおいも強烈に鼻に襲いかかります。
この辺りが雲仙地獄のエリアです。
場所によって地獄名があります。
なぜ地獄というのかというと、
湯気が上がるなどの様相が地獄に見えることに由来しています。また、昔、キリスト教を排除しようという動きがあり、それに従わない人をこの場で処刑等した場所でもあります。
まずは大通りをそのまま通っておき、奥側にある温泉神社に到着。
手を清める水もあります。
こじんまりとした普通の神社です。
神社の脇には普賢茶屋があります。ここで寒ざらしでも食べようかと思って覗いてみたら、お店が閉まっていたようで。結局、食べることができませんでした。朝食を抜いており、また昼も菓子パン2つのみだったため、何かしら食べたかったので残念でした。
それではと、いよいよ雲仙地獄を周っていきます。
要所要所にマップがありますので、それを見ながら移動。宿で貰ったマップだと、いまいち場所がつかめなかったため、宿のマップを見比べつつ、大まかなルートを決定しました。
段差のある場所もあります。湯気が出ている中には仕切られていて入ることはできません。
モクモクと湯気が立ち上る場所は迫力があります。
階段を登って奥に。
高台になっているため、その場所から雲仙地獄を見下ろします。
ベンチもありますので、足が疲れたら休憩も可能です。
雲仙と言えば、雲仙普賢岳。噴火で出来た山が見えないかと辺りを見回しましたが、それらしきものは見えませんでした。
遠くに衣笠山の山頂が見えます。
高台で軽く周囲を見渡し、再び本ルートに戻り、地獄を堪能。
ブツブツと地面から湯気が蒸気が出ており、水しぶきが散っています。
八万地獄。いろいろと曰くがあります。
キリシタンの殉教碑です。
迫害を受けてここで亡くなられたキリシタンに関する説明書きなどもあります。
比較的段差を登ってきた場所にあります。周囲を見渡すこともできます。
他にもいろいろな地獄が。
湯気がもうもうと立ち上る場所もあります。
その湯気の影響か、木の色が白色になっている場所もあります。
婆石と鏡石。
通路を挟んで両側にそれぞれあります。
他にもいろいろと見て回り、約40分ほど、雲仙地獄に滞在。
それにしても、地獄は地獄でも、階段地獄が一番辛いです。
一通り見終えたので、別の場所に移動を開始します。
民芸の宿 雲仙 福田屋 雲仙温泉 一人旅の旅行記
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