民芸の宿 雲仙 福田屋の夕食は1階にある食事処「民芸茶屋 力」ででした。プランによって食べる場所が異なるようです。時間が来たので食事処に移動。
まずは最初から用意されている料理を撮影。
お酒を飲むために、メニューも確認します。九州地方は芋焼酎が有名ですので、ここは芋焼酎を飲むことに。
注文したのは「佐藤」の黒です。グラスで1180円。価格はかなり高いです。プレミアム焼酎の一つで、ただでさえ手に入れにくいのに加え、旅館の上乗せ分もあるため、このような価格になっています。
食前酒。民芸の宿 雲仙 福田屋のオリジナルのお酒「白いお酒 百福」という名前。特に癖がないので、飲みやすい食前酒。
前菜の盛り合わせ。やや特徴に乏しい内容。饅頭のようなものもありますが、これは先に出てくるべきものなのかと迷います。デザートでも良いように感じますが如何に。
刺身。ひらす、イカ、鯛の3点。「ひらす」は別の地域では「ヒラマサ」などと呼ばれている魚です。他にも地域によっていろいろな呼び名があるようです。
升に入った醤油で刺身を食べます。
鍋。椎茸とかんぴょうで出汁を取っているとのこと。具材は鶏のつみれ、豆腐、かまぼこ、白菜、えのきだけなど。
タレに味付けされていますので、そのまま食べることができます。火をつけてもらい、煮えたら食べましょう。
さまざまな薬味も用意されています。ゴマ、柚子こしょう、唐辛子。
豚肉蒸し。温泉のお湯で蒸しているとのこと。「もみじ豚」ときのこなどの野菜が入っています。
タレが用意されているので、それを用いて食します。万能ねぎともみじおろし。もみじおろしは唐辛子と大根によって作られるもののため、辛味があります。
ビーフシチュー。長崎和牛を使っています。
茶碗蒸し。「雲仙豆乳茶碗蒸し養老あんかけ」とのこと。茶碗蒸しの上にあんかけ状のものが乗っています。
ゼリー。雲仙の湧水ゼリー。蜜がかけてあります。ゼリーそのものはさしたる味はしませんでした。
一通り食べ終えたら、ご飯とお漬物が到着。
最後にデザートのアイスと苺です。
お茶でお腹を落ちつけ、完食。ご馳走様でした。
この土地ならでは、という食材があるのかどうかもわからない地域のため、いまいちこれといったインパクトのあるものはありませんでした。
しかし、そうした中でもこの宿ならではの料理として、オリジナルの料理を出しています。
また、多くのものが温かい状態で食べられるものでしたので、ちょうど寒い時期に訪れた事もあり、美味しくいただけました。
最後のご飯は、鍋のつゆを残しておけば雑炊にも出来たようなのですが、事前に知らずにつゆのみでほとんど飲んでしまい。この辺りは残念なところ。メニューにはしっかり書いてあっただけに、先に全部をチェックしてから食べるべきでした。
訪れた時は一人客はいませんでしたが、時間帯が早かったこともあり、ほぼ独占状態に。いくつかの食事をする場所があるので、別の場所に一人客がいたかもしれません。
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