出雲大社の四の鳥居を抜け、まず見えるのは拝殿です。
この拝殿だけでも十分な神社として成り立ちそうな気がします。
注連縄も大きく、一見ではこれが本殿として勘違いしてもおかしくありません。
脇を通ってさらに奥に進むと、こちらが正真正銘の本殿があります。
多くの人が本殿の手前側に集まっています。八足門と呼ぶようです。
八足門の中に入るには、たぶん祈祷の申し込みをする必要があります。祈祷の金額は5000円以上から受け付けているようです。
祈祷後、八足門の左右にある扉から中に入っていくと思われます。その際には肩に判別できる布を乗せ、八足門の中の楼門前まで移動し、そして参拝することが出来るようです。
このあたりは実際に団体で移動している人を見たので、中に入るには条件があることと、それがたぶん祈祷の申し込みであるのではなかろうかと思います。もし、中まで入って参拝したい方は、事前に確認した方が良いでしょう。
脇にはお札やお守り売り場。
少し離れた位置からお守り売り場と八足門方面。柵の上に見えるのが本殿の頭部分です。
本殿を回り込むようにして移動します。
おみくじを括り付ける木や紐。せっかく来たんだから括り付けようぜ、みたいな話をしている男性二人が微笑ましかったです。たぶん先に、片方が俺はいいよ、とか言ったのでしょう。男性二人であろうが遠慮なく縁を結ぶ出雲大社の懐の深さが窺えます。
所々に社が。
脇から見た本殿。
西側から見た本殿。
基本は本殿正面から参拝するのですが、本殿内の神座は西向きにおいてあるとのこと。このため、本殿正面側から参拝した後は、西側に端垣に沿って移動し、そして西側からも拝礼するようです。
本殿の真後ろに来ました。
出雲大社にはさまざまなウサギの置物があるのですが、本殿裏手のうさぎは手を合わせて拝んでいます。
北東側に移動。
日本国旗も遠くに見えました。
本殿の南東側には十九社があります。ここは旧暦10月の神在月に全国の八百万の神々が集まる際の宿泊所です。19の扉があり、期間中は扉が開放されるとのこと。
十九社から見た本殿南側の八足門と拝殿。多くの人が本殿前に集まり、周囲はあまり人が来ません。
本殿の南東側。
本殿周辺を一通り見終え、途中「彰古館」「神祜殿・宝物殿」などの資料施設を見ていきました。
出雲大社 一人旅の旅行記
寝台特急列車サンライズ出雲を利用してJR出雲市駅に到着したところからの一人旅の旅行記です。
出雲大社と松江しんじ湖温泉を訪れています。