佐和山城址の登山口は、龍潭寺の脇にあります。
佐和山城址登山口の前には駐車場も。パネル展示などもあります。トイレもこの周辺にあります。
資料等も置いてありますので、興味があれば見てみましょう。
登山道の入り口から見た位置取り。登山道に気を向けていると、この資料置き場に気づくことができせん。
龍潭寺脇の登り口。東山ハイキングコース入口です。9時20分に登山スタート。
数メートル進んで左手に石田三成の像があります。登山コース入り口から見ると手前側の木で気が付かないため、人によっては通り過ぎてしまう可能性もあります。
正面アップ。こうして見ると、坊さんに見えます。
角度を変えてみると、しっかりと髷が結ってあります。
このあたりはコケもいい感じに生えており、空気がすがすがしいです。
まずはまっすぐの道を進んでいきます。
門があります。左側の開いているところから入ります。この佐和山城址は、清凉寺や龍潭寺の敷地内です。門が開いている時間に制限があるため、特に遅くに訪れるときは注意しましょう。
龍潭寺の寺の拝観も可能です。
七福神石像。
佐和山ハイキングコース入口。注意書きがあるので、しっかりと読みましょう。団体で来る場合は、龍潭寺の了承が必要です。
佐和山城跡に野猿が出現する看板。豊臣秀吉でも現れたのでしょうか。
足元は途中までは舗装されていますが、だんだんと普通の山道になっていきます。
高低差もそれなりにありますので、大変です。佐和山の標高は233メートル。
佐和山登山道にトイレがないとの看板。
どんどん登っていきます。
途中で分かれ道。目指すは西の丸・本丸の方向です。
別の看板にも佐和山城跡に向かう矢印が。同じ場所に、朽ちて欠けたメートル入りの標識もありました。
整った石がある場所は、過去の面影を感じさせるものなのでしょうか。それとも偶然でしょうか。
そして少し進むと、スズメバチの巣があり、立入禁止の文字とロープで区切りがされています。
ここで登山断念かと思ったものの、左側を通って移動できそうなので、横に逸れて移動を続けます。ですが、いつスズメバチが来るかと気が気でなく、少し早足で進んでいきました。登山はできれば春早めか秋遅めが好ましいですね。
そして、西の丸跡に到着。登山開始から15分ほど。かなり早足で歩いているので、普通にあるくと20分はかかるでしょう。
西の丸の場所からさらに先に進みます。
そして、開けた場所が見えてきました。
ようやく佐和山城跡に到着。登山開始から20分でした。
周りの景色を眺めます。
佐和山城址の石碑。花が綺麗に植えられています。
本丸跡。こうしたパネル展示もあります。
仏像。
南口降り口。反対方向からも登れるようです。
南口降り口辺りから見た佐和山城跡。
木々の隙間から見える彦根方面。
ゴルフ場も見えます。
謎の佐和山城。佐和山遊園という個人が作ったお城です。
遠くには彦根城も。
琵琶湖を挟んだ対岸もうっすらとですが見えます。
ベンチ。
8分ほど滞在し、来た道を戻ります。
出来れば、反対側を降りていきたかったのですが、この日は雨が降る予報だったため、断念。
反対側に降りると、石垣が少しだけ残っている場所があるとのこと。
この佐和山城は、石垣などの資材が彦根城を建てるために、軒並み持っていかれたとのこと。ですので、重要な城ではあったのですが、遺構がほとんどなく、見どころが乏しいです。
下りはすいすい移動可能です。とはいえ、少し湿っていて滑りやすいので、慎重に歩く必要があります。
遺構発掘現場。塩硝櫓跡の辺りを掘り下げて調べています。なお、スズメバチ注意の場所もこの場所の近くでした。
この後、別の方向に進む大洞弁財天に向かうルートもあったのですが、見た感じ、少し登りがあることと、天候が気になったので、今回は断念。
引き続き、下ります。15分ほどで下り終え、佐和山城址の登山は終了。
思った以上の上り坂で、時間は短いものの、かなりの汗が出ました。
必ず、飲み物の用意と、靴は歩くやすい物を用意が必要です。
登り始めから40分の滞在時間でした。
彦根城 一人旅の旅行記
2015年6月中旬に訪れた滋賀県彦根一人旅。
彦根城と「ひこにゃん」、そして佐和山城址を中心に取り上げています。