首里城 鎖之間で伝統菓子を食す

沖縄県

首里城の南殿から中に入り、資料を見ることができますが、その途中で鎖之間という部屋があります。

ここは有料でお茶菓子が提供される場所で、休憩が可能です。料金は310円で、鎖之間に向かう途中にスタッフが居て、料金を支払います。

その後、靴入れがあるので、手に持った靴の入った袋を靴入れに入れます。

席に案内されます。座る場所はスタッフが指定されます。

座布団に掘りごたつ。

提供されるお菓子は琉球王国のお菓子です。お茶はさんぴん茶と言い、ジャスミン茶と呼ばれているお茶の沖縄での読み方です。

説明書きはコーティングされていて返却することになりますが、帰りに言えばコーティングされていない紙をもらうこともできます。

案内された部屋は鎖之間の御鎖之間。隣に裏御座という場所もあります。

鎖之間側から見た書院側。

庭の松の木など。手前側の松の木は「わだかまった松」と言われ、昔に中国の人がそのような表現で詩を詠んだと言われています。

お菓子をいただく御鎖之間の部屋の床の間。

そしてさんぴん茶と琉球王国の菓子が到着。

お菓子は花ぼうる、くんぺい、ちんるんこう、ちんすこう。「ちんすこう」は有名なお菓子かと思います。

多くが砂糖や卵を使っており、また、小麦粉も多くのお菓子に用いられています。お菓子だから砂糖というのもあるでしょうが、砂糖が沖縄の特産品だから、というのもあるかと思います。昔の本州では小豆(あずき)を用いたお菓子が多いかと思いますが、砂糖を用いている料理が古くからあるという点では沖縄らしいと実感。

座敷から見た庭の様子。

御鎖之間の様子。

釘隠し。

歩き疲れたので少しくつろぎ、部屋を後にします。

お盆はそのままにして、特にスタッフに告げなくても大丈夫です。説明書きだけ入口に持ち帰ります。

首里城 沖縄 一人旅の旅行記

2014年4月に3泊4日で訪れた沖縄一人旅の3泊目の旅行記です。首里城を中心に、4日目の帰宅までを取り上げています。

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  8. 首里城 正殿 前編
  9. 首里城 鎖之間で伝統菓子を食す
  10. 首里城 正殿 後編
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