夕食の時間になったため、夕食会場に。2階にある「お城茶屋」へ。
その場にいたスタッフに名前を伝え、席に案内されます。
この時に仲居さんが現れ、コーヒー券をくれました。本来であれば、寝る部屋に案内された後に仲居さんが来て、案内とコーヒー券をくれるのでしょうが、部屋での挨拶は行わなかったため、この場でもらえたのだと思います。
外側から見える席もありましたが、そうした席は窓に接しており、早雲寺方面を見ながら食べることもできます。それとは別に仕切られた個室も多数あります。
そして、運よく個室に案内され、一人旅としてはうれしい空間に。
すでに一部の配膳もされていました。残りはその都度、順番に従って持ってきてくれます。
献立表もあるため、何を食べているかがわかります。
飲み物の注文も可能です。メニューが置いてあり、さまざまなお酒を選ぶことが出来ます。無難なビール等もあります。
手拭きはお香で匂いがつけられています。近くに置いておくと食事中にお香の匂いがしますので、少し離れた位置に配置。
先付。いろいろなものがちょこちょこ乗っています。お酒を飲む人であれば、のんびり食べたいところでしょう。
続いてお椀。たらば蟹と湯葉です。
刺身。マグロ、イカ、平目です。
カブの後ろにも一品あります。
桜エビのムース。海老の香りと触感が楽しめます。
そしてお鍋は和牛を使ったはりはり鍋。はりはり鍋はお肉と水菜を使った鍋料理のことを指します。お肉は本来であれば鯨肉が一般的ですが、ここでは和牛を使っています。おまけに舞茸も付いています。
鍋には出汁が入っています。火をつけるタイミングはスタッフがしてくれますので、火がついて煮立ってきたら、しゃぶしゃぶの感覚で肉を温めて火が通ったら食べていきます。味付けは出汁の味で十分ですので、ポン酢などはありません。
サラダ。チョコレートのようにかかっているのはバルサミコ酢です。
次は椀物。大根の上に金目鯛が乗っています。
そして最後はご飯と汁物、香の物です。ご飯はホタテごはんです。ほんのりとした味付けがおいしく感じます。汁物は赤みそでした。
最後にスイーツが出ます。マンゴーを用いたものと抹茶のロールケーキ、そしてドライフルーツが散りばめられています。
以上で食事が終了。
個室から出て帰ります。途中、誰にも出会わなかったので、そのまま出ていきました。食事時間は1時間程度。やや早い気もしますが、一人旅ですと誰かと会話をするわけでもないため、一般より早くに食事が終わります。お酒を飲んでいないのも影響しています。
あとは部屋に帰って寝るだけです。
布団は敷かれていました。たいていの旅館では食事中に布団を敷きに来るため、部屋はある程度片づけておきたいものです。
照明も追加。
夜食に関する案内プレートも置いてありました。少々興味はありましたが、食べ過ぎ注意ということで利用せず。
マッサージも可能です。
花紋 箱根湯本 一人旅の旅行記
箱根湯本温泉の宿「花紋」と、近くの寺や資料館、そして小田原城を訪れた旅行記です。