宇治神社の脇の道「さわらびの道」を登っていくと、宇治上神社に到着します。歩いて2分です。
途中に早蕨の石碑。「早蕨(さわらび)」は源氏物語の巻名です。
宇治上神社は世界遺産「古都京都の文化財」の構成要素となっています。
宇治上神社の何かの物が構成要素ということではなく、後ろの木々の景観も含め、境内地や建物すべてが対象となっているとのこと。
さっそく中へ入っていきます。
面白い看板。文化財を傷つける事件も起きているからでしょうか。
拝殿。
左右に盛り土があります。以前は、拝殿の手前側にあったようです。
お札やお守り売り場。
この神社には説明が書いてあるチラシが用意されています。後で読むと、宇治上神社だけでなく、神社の雑学、お札の扱いなどを知ることができます。他の神社にはないサービスです。
御朱印に関する案内。普段は宮司が書いてくれるようです。チラシにも、世界文化遺産の神社の宮司が書くことをことさら強調していました。とはいえ、宮司は神社で言うトップ、社長のような人で、あまり書く機会はないとのこと。なので、事前に用意された用紙に書かれた御朱印のみで対応していることが多いそうです。
そして、裏手にある本殿。
本殿の脇には春日神社や末社などもあります。
武本稲荷社。
桐原水。湧き水で、手水舎として利用できます。
一通り見終え、宇治上神社を後にします。滞在時間は10分ほどです。
宇治 一人旅の旅行記
2015年6月下旬に訪れた京都府の宇治の旅行記です。世界遺産構成要素の平等院鳳凰堂、宇治上神社、源氏物語ミュージアム、宇治緑茶などを取り上げています。