夜になり、夕食の時間になったため、夕食を提供する棟に移動です。
会場は広間のような場所もありますが、個室へ案内されました。
窓の外の景色。
さっそくメニューからお酒を選びます。前日の別府でも日本酒を飲んだことから、重複しているお酒をできるだけ避けるように選択。
とはいえ、最初はビールから。大分ではないけれども、同じ九州の九州クラフト日向夏。宮崎の「ひでじビール」とのこと。1000円。日向夏は柑橘系のフルーツです。味わいも柑橘系の味がし、さわやかなビールでした。
前菜は秋の吹き寄せ。色づいたもみじの葉なども目を楽しませてくれます。
椀物は合鴨と蓮根餅の沢煮碗。たぶんですが、キノコ類も入っているのですが、マツタケのように感じました。メニューには触れられていないので意外な感じ。マツタケなら、もっとプッシュしても良さそうなものですが。異なっていたら申し訳ない。
続いて日本酒。日本酒は2種類頼んでおり、「ちえびじん 純米吟醸 山田錦」1200円と、「鷹来屋 soboku」1400円。いずれも大分の日本酒です。
お造りは本日の湊より。一つはアジだったかと思いますが、前日の別府で食べたアジと比べて歯ごたえというか弾力は薄く感じました。如何に前日に食べたアジが際立っていたかを思い知らされます。
そして、鍋。鍋は冠地鶏つみれ鍋。これだけで一食としていいのでは、と思ってしまいます。家でも気軽にこのレベルの料理を作りたいものです。
とんすいに取り、食します。このとんすい、自宅でも使っているものと同じだったりします。
続いて焼物。サワラの味噌焼き 木ノ子ソース。このようにちょこちょことしたボリュームだと、逆に少しずつ味わって食べようという気になり、日本酒も進んだりするのが不思議です。
追加の日本酒。先に紹介した2種のうちのどちらか。
酢物は〆カマスの酢物。
いよいよ最後に近づき、強肴(しいざかな)は大分和牛サーロインの炭焼き。
最初、宿を予約した際には豊後牛と書いてあったと記憶していたので、豊後牛と違うのか、と思っていましたが、どうやら豊後牛の中でよりこだわったものを「おおいた和牛」と称しているようです。2018年からブランドとして登場。おおいた豊後牛の中から4等級、5等級が該当するようです。他にも条件あり。
たぶん、宿の予約のページには「おおいた和牛」と書いてもわかってもらえないだろうということで、豊後牛と書いていると思われます。
そして、最後にこの宿わらび野自家米、りゅうきゅう、赤だし、香の物。
りゅうきゅうは、旅行雑誌などを見ていて出てきていたので、なんとなく知っていましたが、大分の郷土料理で、魚の切り身に醤油や酒、みりん、ゴマなどを加えて漬け込んだもののようです。
沖縄はまったく関係ありません。
気になっていた料理でしたので、食すことが出来て何より。
釜にご飯がありますが、さすがに全部食べることはできません。
このように、ご飯の上に「りゅうきゅう」を乗せます。
最後にデザート。アイスやぶどう、シフォンケーキなど。コーヒーも。
食事時間は約2時間くらい。ゆっくりと食事を楽しむことが出来ました。
食べきれなかったご飯はおにぎりにしてもらえます。部屋に帰っておにぎりと、最初に部屋に訪れた時から置かれていたカヌレを食しつつ。就寝。
湯布院(由布院) 大分県 一人旅の旅行記
2019年10月下旬の平日に、大分県の湯布院(由布院)へ一人旅に出かけた際の旅行記です。
昼食を大分市内でとりましたが、その内容は大分市内を取り上げる際にまとめて紹介します。