高台寺のすぐ側に圓徳院があります。
この圓徳院は豊臣秀吉の妻のねね様が秀吉死後に移り住んだ場所と言われています。1605年から1624年の77歳で亡くなる19年間、この場所で過ごしたそうです。
その後、ねねの甥の木下利房が木下家の菩提寺に、ということで圓徳院を開いたとされています。
圓徳院の入口。
中に入っていきます。
秀吉公好みの手水鉢。秀吉が西尾家に送った手水鉢だそうで、後日圓徳院に寄贈されました。
建物内に入り、方丈にある襖絵。松竹梅図襖。
白龍。豊臣秀吉公を白龍として描いています。平成七年に制作されました。
上間の間。
写経体験もできます。
雪月花図襖。
「冬の絵」。障壁画です。豊臣秀吉の家紋も描かれています。
展示室。
他にもいろいろな展示があります。
江戸時代御所周辺に出没した古狐。茶の湯の宗匠に化けて茶会に出たりしたそうです。
ねね様の掛け軸。
秀吉公の掛け軸。
北庭。
北書院。ここでゆっくりと休憩も可能です。
一通り見終え、室内から出ます。
そして、三面大黒天のお堂へ。
良く見えませんが、たぶん顔が3つあるのでしょう。
これで圓徳院を見終えました。
20分ほどの滞在でした。
京都寺巡り2018年 京都 一人旅の旅行記
2018年6月下旬の平日に、京都府のお寺へ一人旅に出かけた際の旅行記です。