備中松山城の天守まで到着しました。
奥に見えるのが天守。
さっそく中に入ります。入城料は300円。
受付がありますので、そこで支払います。
門から見た天守。
そして、本丸と天守。二重二階天守です。
周囲から外側を見た様子。まだ少し雲海が残っていますが、すでにほとんど見えなくなっています。もし、早い時間帯に来ていたらどういった景色になっていたか、興味深いところ。それこそ2日取って雲海の遠望と雲海の中から周囲を眺める2つの楽しみ方を味わえそうです。
天守内に入り、スリッパに履き替えます。
まずは接続廊下(つなぎろうか)。天守は二重二階。入口から天守に続く場所として接続廊下があります。
そして天守内では各種パネル展示など。
二階に上がる階段。階段は途中で踊り場があり、敵がすぐに上がってこれないようにしているとのこと。
そして二階。
祭壇もあります。御社壇。
二階の窓から見た外の景色。周囲の山並みも見えます。
そして残り少ない雲海も。
天守から見た本丸。
天井部分のさまざまな木々の組み合わせ。
細かい建築に関してはわかりませんが、こうした仕組みで今まで残り続けているのかと思うと感慨深いものがあります。もちろん、修繕はされておりますが。
実物はありませんでしたが、歴代の藩主に受け継がれた宝剣「銘
国重」の写真。この地域は備中の青江や、近くの備前の長船もそうですが、刀鍛冶が盛んだったとのこと。
さらに周囲の様子。雲海ツアーで途中に訪れた駐車場も見えます。
二の丸方面。
武者窓。三角形の形にすることで、外からは見えにくく、逆に中からはさまざまな角度で幅広く外を見ることができます。
また一階からは装束の間があります。この場所は床下に石を入れて隙間のないようにし、忍びの者も侵入できないような仕組みになっています。
テレビモニターもあり、椅子もあるので休憩ができます。
外に見えるのは二重櫓。二重櫓も現存する建物です。
ところどころ色づいた木々。
鯱瓦。修繕の際にオリジナルから変更されているとのこと。
狭間。
囲炉裏。天守に囲炉裏があるのは珍しいようです。火災の危険もあるので本来では設置すべきではないのでしょうが、山の上ですし、寒かったのでしょう。
再び接続廊下に。
接続廊下には石落としの場所もあります。
これで天守内は見終えました。20分近く滞在。
外から見た石落としの場所。少し外に柱が出ているのがわかります。
下の様子。川が見えます。
本丸。
天守の石垣の下の部分。岩の上に石が積まれているのがわかります。
塀。狭間も多くあります。
別角度から見た天守。
本丸東御門。ここは通り抜け不可。
別角度から見た天守。
上の方には鯱瓦。
雲海ツアーで訪れたであろう山。
これで天守絡みは一通り見終え、別の場所に移動します。
備中松山城 岡山県 一人旅の旅行記
2018年10月下旬の平日に、岡山県の備中松山城へ一人旅に出かけた際の旅行記です。