備中松山城、雲海を望む、その行き方など

現存する城

備中松山城は現存する十二天守であり、その中の唯一の山城として知られています。

ですが、さらには天空の城としても知られています。

天空の城というと兵庫県の竹田城が有名ですが、備中松山城はしっかりと天守があるという点で、より魅力的な場所となっています。

とはいえ、知名度は竹田城の方が有名ですが。

備中松山城は車で訪れる人であれば自らの車で雲海が見られるポイントまで移動できますが、電車等で訪れる場合は別の手段が必要です。

タクシーを利用するのも良いのですが、かなりの運賃になり、複数人で十ずれるのであれば分割できますが、一人旅の場合はなかなかの出費となってしまいます。8000円くらいかかると言われています。

ですので、別の手段を利用しましょう。

高梁市の産業観光課にて「天空の山城
備中松山城観光乗合雲海タクシー」というものを受け付けており、実施時期に制限はあるものの、朝の7時30分と8時の2便、運行しています。

前日までの事前予約が必要ですので、あらかじめ電話番号等をネットで確認し、電話連絡しておきましょう。

今回は前日の岡山駅に到着した段階で予約をし、無事予約できました。

人数が一杯になると利用できないため、特に土日利用者は早めの予約を。運賃は往復1500円とかなりお得です。

待ち合わせ場所に移動。どの乗り物かわかりませんでしたが、待ち合わせ場所にいた乗り物の人に声をかけ、それと分かったので乗り込みます。

利用したときはピオーネ交通というマークが書かれた車。もしかしたら別の会社も利用されるかもしれません。

名前等の確認が済み、全員が乗り込んだら出発。香港や台湾の人もいました。

道中、外を見ても靄(もや)がかかっていて、本当にこれで遠くの備中松山城が見られるのか不安になりつつ。ですが、運転手は問題ないような発言をしていたので、そんなものなのかとも思い。

山を回り込むように反対側に行くと、朝日が見えるようになり。

そして、周囲の視界は十分確保されるような状況に。場所によってここまで違うのかと驚きです。

そして、雲海が見られる1つの場所に到着。ここは展望台ではないものの、展望台までの途中にある場所で、ここでも備中松山城が見えます。一度ここで止まってくれて写真を撮る時間がありました。

周囲の様子。

さらに展望台の方に移動です。4分くらいで展望台の場所に到着し、車を降りて展望台へ。1分ほど歩きます。

案内板。

そして、雲海に浮かぶ備中松山城。

引いてみると周りの雲海の広さがよくわかります。

備中松山城の左側。まったく下が見えません。

備中松山城を中央に捉えています。さすがに手持ちのカメラだと遠方まできれいに映らず。周りには本格的なカメラを持った人が多数いました。訪れた段階で15人くらい。雲海タクシーで到着した10名追加で25名くらいが展望台で撮影にいそしんでいます。

備中松山城方面の様子。山の一部に城があり、その連なる山は防衛の要として用いられていました。この展望台エリアから歩いて移動することもできます。

空の様子。上は青空も見えるくらいの状況ですが、下は雲に覆われている複雑な状況です。ただ、2時間もたてばほとんど消えてなくなるようで、見られる時間帯には限りがあります。

それにしても、普段見ない景色ということもあり、長くここに居続けたい気持ちも出てきます。それこそ、雲が消える瞬間まで。

とはいえ、乗り合いタクシーでもあるので、そこまではできず。結構長い時間、この場所で時間を取ってくれるので、撮影等に関しては問題ありませんでした。

空には月も見えます。

そして、虹も。

一つの展望台からいろいろな景色を堪能できて満足。

25分近く、この場で滞在し、そして帰ることに。

途中、来る最中に止まった場所に再び止まり、改めて備中松山城方面を眺めます。

周りの様子。

いろいろな角度から見つつ。

なお、この場所からは備中松山城へは行けないようです。

これで備中松山城の雲海を堪能し、続いて備中松山城に向かいます。

備中松山城 岡山県 一人旅の旅行記

2018年10月下旬の平日に、岡山県の備中松山城へ一人旅に出かけた際の旅行記です。

  1. 備中松山城 岡山県 一人旅
  2. 倉敷駅から備中松山城がある高梁駅への行き方
  3. 備中松山城、雲海を望む、その行き方など
  4. 備中松山城への行き方
  5. 備中松山城、天守への道
  6. 備中松山城 天守、現存する十二天守の唯一の山城
  7. 備中松山城 二重櫓、現存する塀など
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