恵林寺に到着し、さっそく境内に入ります。
雑華世界の扁額。
まずは参道を歩いていきます。
途中、お土産物屋も。ここで信玄餅を帰りに買いました。桔梗信玄餅2個入り、306円。
四脚門。
扁額は乾徳山の山号。恵林寺は「乾徳山
恵林寺」と呼ばれ、乾徳山は比較的近場にある山の一つ。タクシーの運転手が教えてくれました。
門を抜け、さらに中へ。
三門。織田信長が甲府に攻め入った際に快川和尚などを閉じ込め、火を放ったとされる門。いうまでもありませんが、当時のままではありません。その際に「安禅必ずしも山水を須いず、心頭滅却すれば火自ずから涼し」と三門の上で言ったとのこと。
門の両脇に、その文字が書かれています。
境内の様子。
開山堂。
夢窓疎石(むそうそせき)、快川紹喜(かいせんしょうき)、末宗瑞曷(まっしゅうずいかつ)の三像が置かれています。
武田不動尊の石柱。
三重塔。
方丈を外から。
恵林寺は中を拝観することが可能です。
門を抜けます。
そして、この場所から中への拝観が可能。
文字が刻まれた石碑。特に傍に説明書きがないので、何が書いてあるかよくわからず。ざっくりと、圧勝しても驕慢な心を持つと次は敗れてしまいますよ、ということでしょう。
庫裡の鬼瓦。
庫裡から方丈に向かう途中の通路。
では、さっそく庫裡から中へ。チケットを自動券売機で購入します。300円。
上には竜の飾り物。
風林火山の文字が書かれた仕切り板。
達磨大使も。となると、ここは臨済宗でしょうか。
方丈庭園。
方丈。
扉の彫り物。
方丈庭園に人が座禅しているかのような石像も。
うぐいす廊下。歩くと音が鳴ります。単にうるさいだけのような気がしますが、昔は人が寄ってくるのをこの音で気が付いたりしたのでしょう。あとは、単に音を楽しむ目的かと。
途中にあった仏像。
少し外に出て、武田家臣団墓所。多くの武将の墓石があります。
武田信玄の墓。なぜか、最近になって1ヶ月に1回、12日にしか武田信玄の墓石のところに入れない、というルールが出来たようなので、脇から眺めた様子。
武田信玄の墓は他にもあり、甲府市内にも武田信玄の火葬場に墓が設置されています。恵林寺は、武田信玄が無くなってから3年後に大々的に法要をした場所ですので、その絡みでのお墓かと思います。
恵林寺庭園。
紅葉も奇麗です。
再び庫裡に戻り、かまど。
上に吊るされた駕籠。
15分ほど滞在し、あとにしました。
武田信玄の墓は、なぜかここ数年の間に入ることが出来るルールが出来たのが少々理不尽に感じました。
この後、近くにある信玄公宝物館へ。500円。
宝物館では1時間ほど滞在。
猫が庭で寝転がっていました。
すぐ近くにはお土産物屋や食事処もあります。
バス停に到着したものの、次のバスまでの時間がかなりあるため、タクシーの利用を検討。
しかし、タクシーが見つからず、仕方なしに歩いて駅に向かうことに。
道中、タクシーが通りかかるものの、なかなか拾ってもらえませんでしたが、途中で一台のタクシーが止まってくれて、乗り込みました。
そして、塩山駅北口まで連れてきてもらい、無事帰還。タクシーが無ければ30分以上、歩き続ける羽目になりそうでしたので、助かりました。タクシー代1090円。
武田信玄ゆかりの地 山梨 一人旅の旅行記
2017年11月上旬の平日に、山梨県の武田信玄に関係する場所へ一人旅に出かけた際の旅行記です。
- 武田信玄ゆかりの地 山梨 一人旅
- 東京駅から新宿を経由して甲府駅への行き方
- 甲府駅から武田神社への行き方
- 武田神社、躑躅ヶ崎館の跡地
- 躑躅ヶ崎館の周辺を散策、竜華池
- 武田信玄の墓
- 三条の方、武田信玄の妻の墓、円光院へ
- ほうとう、甲州ほうとう小作で食す
- 武田信玄の像、甲府駅南口にて
- 甲府城、舞鶴城公園、天守台
- 甲府城の稲荷櫓、城内の散策
- 善光寺、甲府の甲斐善光寺を訪れる、キティちゃんサンリオの秘密
- 甲府駅方面から下部温泉までの行き方
- 下部温泉 武田信玄の隠し湯、湯宿梅ぞ乃の部屋
- 下部温泉、武田信玄の隠し湯、湯宿梅ぞ乃の温泉
- 下部温泉 湯宿梅ぞ乃の夕食
- 下部温泉 湯宿梅ぞ乃の朝食、下部温泉駅周辺の散策
- 塩山駅から恵林寺への行き方
- 恵林寺、武田信玄の墓
- 武田信玄の像、塩山駅にて、そして桔梗信玄餅を食す
- 石和温泉から山梨県立博物館への行き方、展示について
- 極上生信玄餅も食す
- 武田信玄ゆかりの地 山梨 一人旅の費用