靖国神社の拝殿の右側には絵馬をかける場所があります。祈願絵馬かけ所です。
さらに進むと、参集殿があります。朱印所や墨書所なども兼ねています。
参集殿では、初穂料を支払うことで本殿でのお参りが出来るそうです。個人受付もあるほか、団体受付も別の入り口が用意され、そちらから入ることができます。
参集殿の前に広間があり、その広間には能楽堂があります。能や日本舞踊などを舞う場所です。
休憩所には自動販売機も。
奥に向かうと、遊就館やそのほかの施設があります。遊就館は後ほど訪れるとして、本殿周辺を回り込むような形で奥に進みます。
戦歿馬慰霊像と軍犬慰霊像。「戦歿」は「せんぼつ」と読みます。意味は「戦没」と同じく、戦争で亡くなったという意味です。
喫煙所。車の中に入って煙草を吸います。
到着殿。黒塗りの車が横付けされています。偉い人でも来ているのでしょうか。この到着殿からも本殿へ参拝することができます。よく、国会議員が靖国神社へ参拝というニュースが流れているときは、この到着殿から中へ入っています。
到着殿の前にある砲塔。
到着殿がある位置からさらに奥に進むと、開けた場所があります。こうしてみると、どこか別の場所に来たかのような印象がありますが、これも都心の中にある風景です。
茶室など。茶室は行雲亭、洗心亭、靖泉亭の3室あります。茶道教室などが開かれているようです。一般の入場は不可。
茶室の脇には神池庭園があり、中央に池がありその周辺に日本庭園風の景色が堪能できます。
池の前にはベンチがあり、さまざまな年代の人が思い思いの姿でくつろいでいます。
池には鯉も。
鯉用の餌も売られています。
「鯉のえさ」100円。
池の周囲は歩くことも可能です。
別の角度から見た池とその周囲。ビルも見えず、都心とは思えない風景。
大きな石。池を横切るときに渡ります。道が切れているため、足腰が弱い人は注意。
広さはさほどでもないため、軽く歩いてこの場を立ち去ります。
靖国偕行文庫。到着殿の正面にある建物です。図書館や休憩所などがあります。国会議員が大勢靖国神社に参拝するときには、この靖国偕行文庫の建物に一度入り、そのあと到着殿から中に入っていきます。
1階の休憩所。イスとテーブルのシンプルな様子。
自動販売機があるほか、無料で飲める水もあります。
2階もありますが、2階は貸室とのこと。
靖国偕行文庫。図書館です。
訪れた日が休館日でしたが、中には和服を着た女性が資料を眺めている姿がありました。もしかしたら何かしらの条件で休館日でも閲覧できるのかもしれません。
外に出て遊就館方面を目指します。途中にあった母の像。
パール博士顕彰碑。ラダ・ビノード・パール博士は極東国際軍事裁判、通称東京裁判でインド代表の判事として裁判官を務めた人です。
戦艦の石碑。
上を見上げると青空。東京都心にいることを忘れさせます。
そして、遊就館へ移動。
靖国神社 一人旅の旅行記
靖国神社へ一人で訪れたときの旅行記です。
多くの時間を資料館で過ごしたため、あまり多くの内容はありませんが、雰囲気を感じていただけたら幸いです。