上野動物園を出た時間は昼も過ぎた後でした。お腹も減っていたため、近場で食事にすることにしました。
上野公園敷地内に「韻松亭(いんしょうてい)」というお店があるため、そちらに出向くことに。
上野動物園から出て南側を目指して5分ほどで到着。
途中には団子屋「新鶯亭」などもありました。
外にはメニューも書いてあります。写真がないため、いまいちイメージは付きにくいですが、和食系のお店です。
さっそく中に入ると、入口で靴を脱ぎます。靴はスタッフが管理してくれるため、そのままにして部屋に案内してもらいます。
部屋に案内され、席に。席はテーブル席で、いくつかの部屋に分かれているようです。一人で利用している人も数人いました。男女共に一人客がおり、共に20代くらいの若い世代の人でした。他にも年齢が高いグループなども。平日のため、女性のグループも多めです。
パッとメニューを見ます。やや高めですが、場所と雰囲気を考えればこれくらいでしょうか。
花籠膳は書いてある内容の他に、籠に入ったさまざまな料理が付いています。
花籠本膳は、3段の入れ物に料理が入っています。
一番高いのも考えたのですが、ここは花籠膳の月を選びました。2600円。
テーブルに箸とスプーン、そしてお茶が置かれます。お茶は「おから茶」です。
小さな杯は番号札の役割になっており、会計をする際に持っていく必要があります。お酒を入れて飲んではいけません。
そして、7分後に料理が到着。
ご飯は豆御飯。豆と微妙な塩分と、そしてご飯の炊き具合が絶妙で、今回の料理で一番おいしいと思えるくらいの美味でした。
他、籠にはいろいろな料理が乗っています。
パッと見るとボリュームが少ないように感じるかもしれませんが、ちょこちょこ箸を付けて食べていくと、食べ終わる頃には満腹に。
花籠膳の月には別途焼魚も付きます。
窓の外では猫が毛繕い中。
食事を終えたら水菓子が到着。
笹の葉を開けてみると団子が入っていました。
食べ終え完食。約40分ほど滞在し、席を立ちます。
忘れずに盃を持ち、入口にあったカウンターに。そして会計を済ませます。クレジットカードの利用は不可でしたので、現金でお支払い。サービス料などは特になく、2600円でした。
上野 一人旅 南側編の旅行記
今回の一人旅は上野南側編と銘打って、南側を中心に見てきています。時間があれば北側も、と思ったものの、北側は美術館や博物館などが多く、単に外から建物を見るだけでは物足りないと考えたため、また日を改めて見に行くことを決意。
主に上野動物園や、その周辺の施設などの旅行記ですが、上野駅周辺の雰囲気をつかむため、散策してきました。