三十三間堂や京都国立博物館の近くに方広寺があるとのことですので、そちらに行ってみることに。
少し迷いつつも、ようやく方広寺に到着。
裏側から入り、目にしたのは梵鐘。
大阪の陣に発展した銘文「国家安康」「君臣豊楽」の文字が白い色で囲ってあるのがわかります。俗にいう「方広寺鐘銘事件」です。
訪れたときには気が付かず、偶然写真の範囲に収まっていました。知っていれば、アップで撮影したものと考えると残念。現存しているという点でも驚きです。
そして、脇を抜けると、豊国神社(とよくにじんじゃ)にたどり着きます。
本殿には近づくことができません。手前の唐門のところで足止めされます。
上には豊国大明神の扁額が。豊臣秀吉の死後につけられた名称です。
瓢箪型の絵馬。
秀吉は瓢箪を用いた馬印を用いていたことや、戦に勝つと馬印の瓢箪を増やしていったとのこと。それが千個、成ったという意味で秀吉の馬印は千成瓢箪と言われています。
そうした秀吉に倣っての縁起物の絵馬なのでしょう。
一通り見終えたので、正門から豊国神社を後にします。
訪れる人が少ない中、女性の一人旅の人が数名いたのが印象的。歴史好きの人はもちろん、近場の観光の合間にでも訪れてみてはどうでしょうか。
この位置から清水寺まで歩いて移動することも可能です。
本願寺 京都 一人旅の旅行記
2016年6月下旬の平日に、京都府の本願寺などへ一人旅に出かけた際の旅行記です。