東大寺の大仏殿を出て、引き続き周囲の散策です。
まずは大仏殿手前側にある鏡池。木々が池に反射されて映っているのが魅力的です。
相輪。この相輪自体は1970年の日本万国博覧会に出展した七重塔の相輪。1200年前にあったとされる東大寺の相輪をイメージした物とのこと。
この辺りからは高低差のある場所を登っていくことになります。
俊乗堂(しゅんじょうどう)。
行基堂(ぎょうきどう)。
このあたりにも鹿はいます。
鐘楼(大鐘)と梵鐘。鎌倉時代、奈良時代の物です。
梵鐘の中に入って見ました。これが落ちてきたらと思うと怖いですが。
念仏堂。
さらに階段を上っていきます。
見えてきたのは法華堂。
法華堂(ほっけどう)は別名「三月堂」とも呼ばれ、奈良時代の建物とされています。東大寺では最古の建物で、733年創建の説があります。
こちらは有料で中に入ることが出来ます。600円。
仏像が多く展示されており、軒並み国宝でした。
法華堂の近くには振り返ると三昧堂(四月堂)。
続いて二月堂。これらの二月、三月、四月とは、その時に法会が行われているから、このような名称になっているようです。
二月堂は階段をさらに登る必要があります。
登った先にはお守りなどの売店。
そして二月堂。
ここは欄干部分を歩くことが出来ます。
欄干から見た下の様子。
大仏殿も頭だけ見えます。
欄干の様子。この日は天気も良くて暑かったのですが、ここは風通しも良く、涼しく感じられました。
二月堂の額など。
欄干の先には手水舎。
また、休憩所もあります。
少し涼んでから下に降ります。当然、階段を下る必要があります。着た場所とは別の階段から。
この後あhのんびり下に向かい、大仏殿方面へ別ルートから移動。
裏手から大仏殿。
講堂跡の広間には鹿が多数います。
大仏殿の回廊部分を外から。
大仏殿を脇から。ここからだと鴟尾がよく見えます。
そして、正倉院が近くにあるため、そちらに移動。
と思ったら、公開時間前で開いていなかったので、先に戒壇堂を見学に。
戒壇堂(かいだんどう)。755年に建立されたものの、何度も火災にあい、現在の伽藍は1732年に再建されたものとなっています。
戒壇は僧侶になるために行う儀式のようなものです。
戒壇堂の中には4つの国宝の仏像が展示してあります。600円。
まだ正倉院が開く時間まで間があり、天気が良くてその場に居座るのは辛かったので、大仏殿周辺の脇の階段のところで休憩。
そして、正倉院の場所に移動。
池。
正倉院に接近。教科書などでもよく掲載されている場所です。
外には説明書きも。
そして中へ。と言っても、正面外側から眺めるだけですが。ここは宮内庁が管理しています。
さまざまな場所を眺めてみます。
中は2階作りになっているそうです。北倉、中倉、南倉と3つに分かれおり、それぞれの場所で収納されているものが異なります。
遠くから眺めるしかないのでなんではありますが、教科書等でよく出てきたものの実物が見れて何より。
この後は食事をするために移動。
再び大仏殿を通ったら、人が多くて圧倒されます。
途中で見かけたぬいぐるみ。「せんとくん」が「しかまろくん」の首を絞めています。しかまろくんの人気に嫉妬でもしているのでしょうか。
東大寺 興福寺 世界遺産 奈良県 一人旅の旅行記
2019年6月下旬の平日に、奈良県の東大寺と興福寺へ3泊4日の一人旅に出かけた際の旅行記です。その2日目。