京都鉄道博物館にはさまざまな展示物があります。車両の展示以外にも一通り見てみました。
昔の駅の入口の風景。
現在の駅の入口風景。自動改札機です。
切符売り場。実際に切符を発券することができ、自動改札機を通ることが可能です。
自動改札機のスケルトンタイプ。このタイプを実際の駅にも置いてもらえれば面白いのに、と思いましたが。
壁にはナンバープレートが飾られています。
蒸気機関車に取り付けられたプレートの読み方の説明もあります。最初の英文字が動輪軸数、次の2桁で形式名、その後は製造番号とのこと。以前は数字のみで、形式と製造番号を記載していたようです。主にタンク機関車とテンダー機関車の2タイプがあります。
列車を安全に走らせるための説明。
子供向けのエリアのキッズパークも。結構多くの子供が遊んでいます。来場者を見ていても、子連れが多い印象です。
複数の列車をコントロールする方法を展示したエリア。何が何だかわかりませんが、これらで列車の状況を把握しているのでしょう。
時刻表も展示。
ダイヤグラムを作る機会もあります。ダイヤグラムは時刻表を作るために必要な列車運行図表です。どこに何時何分に到着し、いつ出発するかなどを判断することができます。
鉄道に関する本や音楽などの展示。
鉄道と錦絵。江戸時代の絵画のジャンルとして浮世絵があり、その浮世絵の手法で鉄道を描いています。鉄道自体は明治に入ってから。
模型の展示も。NゲージとかOゲージとかの名称はそれぞれ意味があるということをここで初めて知りました。「Nゲージ」でしたらNineのNで、9を意味します。線路幅が9mmの模型を指しており、そのサイズに見合った鉄道模型がNゲージです。
各種の駅弁。最近では東京駅で多くの駅弁が売られているので、地方で食べるというイメージが減ってしまいましたが、昔は現地ならではのものがいろいろとあって楽しめたのでしょう。
続いて物を運ぶ貨物関連。
コンテナによる物流等に関する説明があります。
トレインマーク。鉄道の前の方や後ろの方に付けるマークが壁に貼り付けられています。昔のものが多いので何が何だかわかりませんが、鉄道が好きな人からすれば、こうしたものを見るのも楽しみの一つなのかもしれません。
屋上もあり、そこからは実際に電車が走っている様子や列車位置情報システムなどを見ることもできます。
室内に戻り、上から見た1階部分。
図書館もありますが、予約が必要とのこと。どういった本があるか見てみたかったので残念。
2階にある列車の簡易運転エリア。運転シミュレータのように本格的ではありませんが、列車の運転の感覚は味わえます。
目の前にある模型を動かしていきます。
関西の鉄道に関して。関東に住んでいる身からすると、すべてが新鮮です。
駅員用のベッド。
同時開催していた企画展「明治の鉄道人物伝 鉄道の夜明けを支えた14人の男たち」。
展示の様子。時間がなかったのでゆっくり見ることはできず、残念。
他にもいろいろな展示物がありました。全部見るとかなりの時間になりそうです。
ざっと見て、次は外にあるSL機関車を見に行きます。
京都鉄道博物館 京都 一人旅の旅行記
2018年6月下旬の平日に、京都府の京都鉄道博物館へ一人旅に出かけた際の旅行記です。