道後夢殿 旅庵浪六の夕食会場は1階にあります。
部屋を出て外のエレベーターで降り、1階の正面玄関から入ります。
どうも飲食店が中心の宿のようで、普通のお客もお店に気軽に入ることができるようです。事前予約が必要とオフィシャルサイトには書いてあります。昼は気軽に利用できるようです。
宿に宿泊する場合は事前にプランを選んであるので、1階に行くだけです。
プラン名は特別会席「伊佐庭(いさにわ)」。伊佐庭という名前は道後温泉を観光しているとところどころに見かける名前で、この道後温泉地区を発展させた人物として知られています。
1階から中に入るとスタッフが案内してくれるため、靴を脱いで席に移動。
個室になっているため、一人旅でも気軽に利用できます。その反面、結構高級感のあるお店のため、そちらへの抵抗感が出るかもしれません。
席にはお盆と箸とスプーン、そして献立と飲み物用のメニューが用意されています。
今回は食事のプランに凝り、結構良いプランを選んで申し込みました。ですので、食事にも期待です。
ですが、ここで昼に寒空の下、歩き回ったからか、頭痛がしだしました。せっかくの豪華な食事のタイミングだったので少し残念ではありましたが、舌と腹の調子は問題ないので、そのまま食事を楽しみに待ちます。
まずは飲み物を注文。ウーロン茶500円。
アルコールメニューも豊富でした。
先付。左側は大根によって作られた飾りですので食べられません。右側を食べます。
栗のトゲを表しているのはたぶん素麺を揚げたものでしょうか。ポリポリした食感が面白かったです。
全体的に上品な味わいに今後にも期待が出来ます。
そして椀物。鱧、蟹味噌の豆腐などが入っています。冷え切った体に染みわたります。
お造り。伊勢海老とマグロ中トロ。
煮物。鰹(かつお)。瀬戸内海のマナガツオとのこと。秋刀魚。蛸など。
焼き物。伊予牛の絹の味A5ランクのロースステーキ。鴨、雉(きじ)、媛鶏の串焼きなど。黄色いのは卵の黄身です。
右下の塩や、中央のバジルソースにつけて食べます。
箸休めのデザート。みかんジュースやシャーベットです。右側は塩です。軽くシャーベットにかけて食べるのも、塩だけを舐めるのもお好みで。
続いて夕食の時間を尋ねられた時に指定しておいた鮑(あわび)の磯焼き。6つの調理方法から選べたものです。一緒についている野菜もおいしくいただけます。鮑は瀬戸内八幡浜産の天然黒鮑とのこと。
そして真鯛と蛸の土鍋御飯と留椀、お漬物。真鯛は瀬戸内の真鯛。このあたりは鯛で有名す。鯛めしや鯛そうめんなどで知られています。
留椀は団子漁師汁。
土鍋御飯は土鍋ごと置いていってくれるため、ある分だけおかわり可能です。
そして最後に甘味が届いて終了。柿のアイスや果物類です。みかんをあしらった団子もあります。
以上で食事は終了。
約2時間とゆっくりとした時間を過ごしました。なかなか一人旅で食事で2時間をかけるのはかなり優雅な時間の使い方です。
多少、手持無沙汰にはなるものの、メニューを見て次に何が来るのか、今食べているものはどういったものなのかを確認しつつ食べることで、味わいを増し、また地域の食を知る機会にもなります。
十分と食事を堪能し、部屋に戻ります。
部屋に戻ると夜食としておにぎりが置いてありました。ただ、夕食でお腹いっぱいのため、すぐには食べず。結構夜遅くに食べました。
そして就寝。
愛媛 松山城 道後温泉 一人旅の旅行記
愛媛県へ2泊3日で訪れたときの2日目の一人旅旅行記です。松山城と道後温泉本館を中心に観光をしています。