オランダ坂を下り終え、少し道なりに歩いていると、孔子廟中国歴代博物館がありました。せっかくなので寄ってみることに。
孔子は中国の思想家で、儒学の祖です。歴史で習った人も多いかと思います。紀元前551年から479年の人物。2500年も前の人物です。
釈迦・ソクラテス・キリストと並び、世界四聖の一人。
入館料は大人が600円。入口で支払い中に入ります。
ところどころに説明書きがあるため、それを読みつつ知識を深めていきます。普段であれば、こうしたことに興味が無くても、旅先ではじっくりと読むことが出来ます。
この孔子廟も第2次世界大戦の原子力爆弾によって崩壊寸前まで荒廃したものの、その後修理され、修復されたようです。
入ってすぐの門。
池には鯉が。糸が上に張られていますが、これは鳥などが鯉にちょっかいを出すのを防ぐためでしょうか。いまいち理由は分かりません。
孔子廟の門を正面からチェック。
門の手前側には庭になっていて、ここに鯉などがいました。小さな橋もあります。
門の上の方にある龍の彫刻が魅力的です。
門から中に入ると、広間の奥に廟が見えます。
いろいろな人物の彫像です。
廟に入る階段には龍の彫刻が。
そして廟の中に。中央にある像が孔子の像です。
廟の左右には麒麟(きりん)があります。
桶に水を入れる仕組みの展示物が。欹器・宥座の器です。
最初は傾いている器ですが。
水を入れていくと、だんだんと水平になっていきます。
そして、水を入れ過ぎると、器が傾き、水がこぼれるという仕組みです。
「虚なればすなわち傾き、中なればすなわち正しく、満つればすなわち覆る」というのを表した器です。
孔子廟の中を見た後は、その奥にある長崎孔子廟中国歴代博物館を見ます。中は写真撮影禁止でしたが、この訪れた時には2階に「印」関連の展示がされていました。
また、3階には中国の歴史と共に、関連の展示物が置いてあります。
そして1階にはお土産物売り場。
30分ほど博物館の中を眺めた後、出口に向かって歩き。途中、さらに彫像がいろいろと置いてあり。これらは全て別の人物の像です。
以上で、孔子廟と孔子廟中国歴代博物館の見学は終了です。
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