長崎新地中華街を出て、出島を目指します。
出島は江戸時代の1636年にポルトガル人によるキリスト教の布教を禁止するために、出島を作り、そこにポルトガル人を収容しました。
その後、1639年の鎖国令によって、収容したポルトガル人が居なくなりしばらく経過。
1641年には同じく現在の長崎県の北西に位置する平戸からオランダ商館が出島に移転してきます。
出島の周辺は海でしたが、現在では周囲が埋め立てられており、昔の出島とは異なり、一部は陸伝いです。
数年前に訪れた時には、海側にあった長崎出島ワーフ周辺が出島と勘違いしていたのですが、今回、たまたま歩いていた際に修学旅行のツアーガイドが学生に説明しているのを聞き、出島の位置を知ることが出来ました。
長崎新地中華街からは歩いて5分もかかりません。最寄り駅は出島駅です。
見えて来た特殊な建物は「現存する日本最古のプロテスタント神学校建物」です。今では料金所や土産物売り場で使われています。
出島の周囲の石垣。昔は歩道側はすべて海でした。
中に入ります。
東側料金所。西側にも入り口があり、そちらは出島駅からすぐの位置にあります。入場料は510円。
敷地内に入り、先に進んでいきます。
出島の模型。ミニ出島。
昔の一つしかなかった陸とを橋と門。
水門。水辺なので、もしかしたら船が停まったのかもしれません。
なぜか、小銭が置いてあります。
石像日時計の複製。これで今の時間を把握します。
大砲。
先に進みます。
キャピタン橋。
表門。昔は、この場所から対岸に橋が架けられていました。今は橋はありません。
対岸の様子。
そして、西側エリアへ。
西側のエリアは復元された建物が多く並び、その中は展示スペースになっていました。
建物内には各建物に特徴のある展示がしてあります。
パネル展示等もありますが、触って遊べるような要素も多く含まれています。
一番船船長の部屋。
当時のオランダな商館員の部屋。
料理部屋。
いろいろと展示してあるものの、それほど興味があるわけでもないため、ざっくり見て出島を去ります。
出島では30分ほど過ごしました。
学生などが多めでしたが、一人で訪れている人もそれなりに居ました。
時間つぶしなどで利用してみてはどうでしょうか。
五島列島 一人旅の旅行記
2015年5月下旬に訪れた長崎一人旅の2泊3日目の2日目です。先に別途軍艦島ツアーを取り上げています。