雨が強まる中、沖縄県立博物館・美術館に到着。正式名称は「沖縄県立博物館・美術館」で、博物館と美術館が同じ建物内に併設されています。昔は「沖縄県立博物館」と博物館のみの施設が別途ありましたが、ここに移動になった際に閉館となったようです。
施設の物々しさが特徴的です。
昔の沖縄である琉球時代の石垣をイメージしていると思われます。
グスクとも呼ばれ、沖縄県内にはグスクが複数、世界遺産にも登録されています。
入口の方へ進む途中。
その脇にも展示があります。
シーシ。シーザーとも呼ばれ、沖縄のいたるところで見かけます。
貝化石床(かいかせきしょう)。沖縄の地域の地層がうかがえます。
他にもいろいろな石が展示されています。
高倉。下は休憩所というわけではなく、ネズミなどが入ってきにくいように高さのある蔵にしているようです。
同じエリアにもう一つ、建物が見えます。
石敢当。石敢當とも書きます。これも沖縄の各所で見られるもので、魔よけの効果があるという石碑です。中国から伝来した風習です。
沖縄の民家の展示。風通しの良いように作られているとのこと。
家の中に入ることも可能です。靴は脱ぐ必要があります。
雨が強かったこともあり、ここで少し休憩。
祭壇。
台所。
織物をする設備。
家の中から見た沖縄県立博物館・美術館の様子。
敷地内。
休憩を済ませ、再び歩き出します。
同じ施設に小さな建物がありましたのでそちらにも行ってみることに。
中に入ると湧田窯と呼ばれるものがあります。焼き物をする時の窯で、湧田という地域で見つかったのえ、この名前のようです。その一部を取り出して展示しています。
他、パネル展示など。
外に出て、いよいよ沖縄県立博物館・美術館の中を目指します。
上を見上げると、雲の多い空模様。当初予定の首里城に行かずに良かったと改めて思う次第。
沖縄 県立博物館・美術館 一人旅の旅行記
2014年に沖縄県に出かけた3泊4日の旅行記の2日目です。
県立博物館内は多くが写真撮影禁止のため、記述は少な目になっています。