寝台特急カシオペアの夕食は2つのパターンがあります。
一つは、予約をして時間になったら食事をするタイプ。
もう一つはパブタイムと言い、他の人の予約での食事時間が終わった後に開放される場所での食事です。
食事は3号車のダイニングカーで行います。
このほか、車内販売を部屋で食べたり、事前予約によるカシオペアスペシャル弁当を部屋で食べるなども可能です。外部からの持ち込みも問題ありません。
ダイニングカーでの夕食は「フランス料理コース」か「カシオペア懐石御膳」の2種類。出発日の3日前に予約が必要です。
予約は「みどりの窓口」や「びゅうプラザ」などで行います。チケットを購入と共に予約をするのではなく、別のタイミングで食事のみ予約をするのであれば、寝台券を持参し、確認してもらって予約をする必要があります。
今回、カシオペアのチケットを取ったのが1日前ということもあり、夕食のコースは利用できず。
そのため、パブタイムによる食事を行いました。
21時45分過ぎくらいに放送でパブタイムが開始されたとのアナウンスがあり、さっそく3号車のダイニングカーへ移動。
扉があるので入れるのかと思ったら、こちらの扉は開かず。
もうちょっと奥に行くと、ダイニングカーに入ることのできる場所があります。
中に入ると、すでに人が大勢おり。パッと見ると、50歳以上の団体、20歳代と思われるカップル、夫婦などが散見されました。一人客は今回見られませんでした。
最後の一つのテーブルに座ることが出来ました。
さっそくメニューを見ます。
アルコール類も用意されています。
睡眠時間も迫っているため、あまり量を食べたくは無かったのですが、せっかくなので「ビーフシチューセット」を注文。2500円。
すでにお酒で出来上がっているのか、12人以上の騒がしい団体がいました。この人達によって、座席の半分近くが占拠されています。
先に多くの人が押しかけたこともあり、料理が出てくるまではかなり待たされます。出来れば本などの時間つぶしアイテムがあるとよいでしょう。
35分くらいしてようやくサラダが到着。
さらに10分後くらいにビーフシチューとご飯が到着しました。
サラダは「リヨン風サラダ」とのこと。海老が入っています。
ライスはパンとどちらかを選ぶことができます。
ちょっと不思議な触感のご飯で、ふっくらでもなく、固めでもなく。どう表現していいのかわからないご飯です。
ビーフシチューは柔らかく、食べやすくなっています。
セットの食後にはコーヒーか紅茶を選ぶことが出来ます。
騒がしかったお客も席を立ち、そろそろパブタイムが終了となる23時に近付いてきました。
お会計は出入り口付近のカウンターで行います。Suicaでの決済も可能。
最後の方に入ってきたお客もいたのですが、その後は部屋で食事をするような感じになったようです。22時30分にラストオーダーでしたが、この辺りは対応してもらえたようです。
出来れば遅くに食事するようなことが無いように、放送が流れるより早めにダイニングカーに行き、席を確保したいところです。
途中、写真を撮ってくれるサービスもしていました。一人でも写真撮影が可能です。
寝台特急カシオペア 一人旅の旅行記
寝台特急カシオペアを利用した時の旅行記だけでなく、予約に関して、料金に関してのカシオペア一人旅の際の注意点も併せて紹介していきます。