新宿御苑には2つの茶室があります。一つは「楽羽亭」。もう一つは「翔天亭」です。
どちらか片方しか空いておらず、「楽羽亭」がイベントなどで使用している時に「翔天亭」が開放されるようです。
今回は「楽羽亭」で営業していましたので、そちらにいくことに。
入口らしき玄関は2ヶ所ありますが、如何にもな場所の方ではなく、ちょっと小さめの方の玄関から中に入ることになります。
玄関の脇にお茶券を販売する自動販売機がありますので、ここでさきに券を買いましょう。700円です。やや高めです。
そして中に入ると、和服を着たスタッフが出迎えてくれますので、席に着きます。チケットの半分を取ってもらい、そのまま席で待ちましょう。
ここでは立礼席となっています。
立礼というと、立っていなければいけないような気がしますが、そうではなく、畳で出来たちょっと高めの椅子に座ってお茶をする方式を立礼式と言います。
床の間には花一輪と掛け軸が。
しばらくすると、お茶と和菓子が到着します。
和菓子は上生菓子です。この日は、桜の香りがした外側の練り切りと呼ばれる衣と、中には餡が入っていました。季節によって、この衣部分が異なるかもしれません。単に味わうだけでなく、季節と共に味わいたいものです。
外が寒いからか、締めきられた状態であったため、部屋から外の景色を眺めることはできませんでした。
また、小さい方の部屋でお茶をいただきましたが、大きい方の部屋はどういった時に使うのか不明でした。イベントのみなのか、来場者が多い時は開放するかなど。開放するのであれば、大きい部屋の方が魅力ありそうです。
部屋は締めきられていたものの、暖房がしっかりと効いており、外の寒さから解放される良い一時となりました。
新宿御苑 一人旅の旅行記
新宿御苑を写真と共に紹介しています。
季節によって、また違った景色が楽しめます。今回はあくまで冬であることを前提にご覧いただけたらと思います。