バス停の神宮寺で降りた後、龍潭寺(りょうたんじ)を目指します。
閑静な住宅街を進んでいきます。
道はわかりにくいので、地図などを見つつ移動したほうがいいかもしれません。
訪れた時は案内不足でしたが、大河ドラマが公開される頃には道しるべもできていると思われます。
神宮寺橋という橋を渡ります。
橋から見た景色。
橋の手すり部分には井伊家の家紋があしらってあります。
まず、目に見えたのは井伊谷宮。ただ、ここは井伊家との関係が深いというわけではないので、見るのは後にします。
まずは、龍潭寺を目指します。
井伊直虎ゆかりの地の幟。
井伊谷宮のほぼ隣に龍潭寺があります。入口がわかりにくいですが、それらしい敷地が見えたら入っていきましょう。
旧鐘楼堂。
そのすぐ脇には現在の鐘楼堂。
中に入らず、他に見られる場所もありますが、まずは龍潭寺の中に入ります。
外から見た龍潭寺。
庭園拝観受付がありますので、そちらに向かいます。
参拝護持料は500円。護持料とは観光では聞きなれない言葉ですが、ここでは単なる入場料という意味合いで使われています。本来であれば、寺を維持するための費用という意味合いです。
下駄箱に靴を入れます。ビニール袋も用意されていますので、人に間違って履いていかれる心配のある人は、袋に入れて持ち歩きましょう。
入ってすぐの展示。壺と襖絵。
足元は削られている部分も多く、足を引っかける恐れもありますので、注意して歩きましょう。
中に入っていきます。
釈迦牟尼佛。
この仏像は、廃仏棄釈で寺や仏像が壊された時に、近所の子供が仏像に登って金箔を擦ったと言われています。その後が、随所に見られます。
いろいろと部屋があり、そこで展示物があります。
石庭。
龍潭寺の扁額。
本堂の仏壇。
井伊家のマークも見て取れます。秘仏ですので、中の仏像は見れません。
直虎の文字と、井伊直虎の像。小さい子は井伊直政でしょうか。
井伊直虎のイラスト。
いろいろと展示はしてあるものの、特にテーマ性があるように置いていないため、雑然とした印象を受けます。
龍の彫り物。
次は開山堂へ。
身代わり地蔵。
井伊家の籠。
達磨。龍潭寺は臨済宗のお寺ですが、臨済宗は達磨大師でも知られています。ですので、達磨が置いてあります。
井伊家御霊屋。
一番左が井伊直政、中央が直盛、右が井伊家の初代の共保。
そして、庭園へやってきました。
庭園の縁側には多くの人が座って寛いで眺めています。
なぜか、奥の方の椅子には誰も人がおらず。座る位置を変えるだけでゆっくりとくつろげます。この日本庭園の縁側では、放送による庭園の案内もあります。
この後、抹茶を頂くために、カウンターに移動しました。
井伊谷 一人旅の旅行記
2016年5月中旬の平日に、静岡県の井伊谷へ一人旅の旅行記です。