今回は京都伊勢丹の11階にある京料理「京都和久傳」で夕食をとることにしました。
なんとか京都らしいところ、ということと、ホテルから歩いて行ける距離であること、そして一人でも百貨店のお店であれば入りやすいだろうということで選択。
入口から入ってやや先に進むと少し開けた位置があり、そのあたりにスタッフがいたので一人であることを伝え。その後、店内に案内されました。
厨房の近くのカウンターや、外を眺めることができるカウンターがありました。夜景を楽しもうと思い、外を眺めることができるカウンターをお願いし、席に通されました。
窓側のカウンターの前にはスタッフは原則おらず、料理を運んでくる時のみ、前に人が来て配膳してくれます。
今回座ったのは窓側の右端辺りなのですが、こちら側からですと、あまり外の眺めが良くなく。左端辺りからですと、京都タワーなどが見られるようです。
メニューは大きく分けて2種類で、どちらもコースメニューとなります。5250円と8400円のメニューのうち、ちょっと奮発して8400円のメニューを選択。
飲み物は最初にビールを注文です。
まずは昆布茶が来ました。
続いてビールの到着です。小さいサイズで530円です。
そして食前酒といさきを少しあぶった刺身が来ます。
鱧(はも)とおくらの椀物。鱧は京都料理らしいものなのか、他のところでも良く出されます。
続いて若鮎の焼き物です。左上はたで酢です。
早くもビールが尽きたため、日本酒を頼むことに。いろいろとありますが、一合だと量が多すぎるため、一杯を注文することに。銘柄は「都鶴
山田錦純米酒」を選択。525円でした。一人旅では、旅行先で如何にアルコール量を調整するのかもポイントとなります。若干控えるとよいでしょう。
きゅうりとトマトとジュンサイの酢のもの。ジュンサイも京都らしい感じがします。
エビとソラマメと鷹ヶ峰唐辛子のてんぷら。塩やすだちをかけて食べます。
ナスとイベリコ豚のあんもの。大根おろしがかけてあります。
ここで再びアルコールが尽きたため、再び日本酒を注文。今度は「花垣 純米
米しずく」で、先と同じく一杯で注文。こちらも530円です。やや色合いが濃くなっています。
鯛の味噌汁付け。上に乗っているみそを溶かして食べましょう。箸で食べるのが難しい場合は、スプーンを持ってきてもらっても良いと思います。
そして水物のスイカ。終わりに近づいてきている証拠です。
わらび餅。これも京都らしいといえるでしょう。
最後に抹茶で終了です。
以上で今日の夕食は終了。料金は9983円。
食べ終わったら会計に向かい、代金を支払い、外に出ます。1時間30分ほどの滞在時間でした。
今回紹介した料理は、季節によって変わりますので参考程度に捉えていただけたらと思います。
この手の料理を一人で食べるのはどうかと思う人もいるかと思いますが、外を眺めながら過ごすことも出来ますし、のんびり酒を飲みつつ過ごすのも良いかと思います。
本も読もうと思えば読めますが、頻繁にスタッフが配膳に来ますので落ち着かないかもしれません。
カウンター席も多いお店ですので、比較的一人でも利用しやすいお店と言えるでしょう。
メニューがコース2種類のみというのは選んで食べたい人からすると、好ましくないかもしれませんが。
何はともあれ、十分堪能できました。
新都ホテル 京都一人旅の旅行記
当日訪れた場所と、最終日の3日目の東京へ戻るまでを紹介しています。1日目は『京都センチュリーホテル 京都』をご覧ください。