天守台から近い位置に備中櫓があります。これは復元された建物で、2004年と平成になって再建されました。
建物の中。美でも映像も流れているため、この映像で津山城について知ることも可能。ただ、映像時間が30分と、観光で訪れてみるには長すぎる時間が残念。10分くらいでまとまった映像があればと思った次第。
さらに部屋の様子。
窓から見た津山の町並み。
狭間。
2階もあります。
壁に描かれた「鶴の丸」。初代藩主の森家の家紋。
狭間から見た景色。
御上段。
釘隠し。ここにも森家の家紋の鶴の丸が描かれています。こうしたちょっとした細工も眺めていると、細かい細工があって楽しめます。
便所。
襖の取っ手部分も鶴の丸。
御座間九畳。
御茶席七畳。
櫓ではあるものの、藩主かその家族といった限られた人が使用したであろう場所として、他の櫓にはない要素が多々あります。全室畳敷の櫓もそうそう他所では見ません。
一通り備中櫓を堪能した後、外へでます。
備中櫓から見た切手門跡方面。
本丸にあった森候入封万山百年記念碑。
建てられたのは明治36年と1903年の話。この300年前は1603年。関ヶ原の戦いが終わり、森忠政が藩主としてやってきた時代です。
常用の井戸。
太鼓櫓等があった場所。今は鐘が設置してあります。
階段がある場所でも、登れない場所もあります。
本丸奥にある粟積櫓跡(あわづみやぐらあと)。小天守としての櫓だったようです。
粟積櫓跡から見た周囲の景色。天守台とはまた違った角度を眺めることができます。
周囲の地図も。
粟積櫓跡から降りて「もみじの小道」。カエデの木が並んでいます。もう少し時期をずらして訪れると、紅葉が綺麗だったかもしれません。
徐々に帰りのルートに。再び備中櫓。
紅葉。
一部通れないところも。石垣の修復を行っています。
二の丸から見上げた備中櫓。
忠魂碑がある方向。階段を登らないといけないので大変です。
忠魂碑。
三ノ丸。
鶴山館(かくざんかん)。明治3年に学問所として建築された建物です。
ちょっとしたパネル展示も。
なぜか歌手のB’zのパネルも。稲葉浩志さんがこの地域の出身とのこと。
鶴山館の額。
外に出て別角度からの鶴山館。
これで一通り見終え、入口から外へ。
帰り際、すぐ脇にあった津山郷土博物館にも訪れました。
建物は立派なのですが、残念ながら耐震補強工事中のため、中に入ることはできず。残念です。
下から見た津山城方面。
そして歩いて津山駅へ。
途中、河童のマンホール。
なぜか、大通りの左右には河童の像が並んでいました。
カエル。
河童の桶。
川。橋を越えた先が津山駅です。
これで津山城の観光は終了。津山駅到着から津山城までゆっくり観光してすべて込みで2時間弱でした。
津山城 岡山県 一人旅の旅行記
2018年10月下旬の平日に、岡山の津山城へ一人旅に出かけた際の旅行記です。