ちょうど、築地の傍で宿泊をしたこともあり、朝に築地本願寺にやってきました。
多くのお寺では、朝のおつとめがあり、それに一般の人も見学や参加ができるようになっています。
築地本願寺の朝のおつとめは「晨朝(じんじょう)」と呼ばれています。お寺によって、呼び方が異なります。
オフィシャルサイトでは何時からという情報がありませんでしたが、ネットで調べてみると7時からやるようなことを書いてあったサイトがあったため、7時前に向かいました。
この手の朝のおつとめは、朝日が昇る時間に行われるなど、時間がまちまちのお寺もありますので、できれば事前に時間を調べてから訪れたいものです。
ちょうど、一部工事中でした。
そして本堂へ。木造のお寺を想像しますが、ここはコンクリート製のお寺になっています。ものすごく特徴的です。
さらに中へ。
本堂の上から見た様子。朝早くから工事の人も出てきています。
本堂に入った中の様子。椅子が並べられており、ここに座って朝のおつとめに参加します。
座席数は結構な数ありますので、朝でしたら問題なく座れるでしょう。他にもいろいろな行事が行われますので、ものによってはたくさんの人が訪れるのかもしれません。
天井にあるライト。
太鼓。
本堂の様子。
入り口近くには経典が置いてあります。これを見ながら、お経を聞くのもお薦めです。
本堂の仏壇を正面から。
斜めから。
本尊の前にある仏像。
さまざまな彫り物も魅力的です。この辺りは建物のつくりはコンクリートではあるものの、中の彫り物は他の寺などで見られるものでした。
7時になり、お坊さんが配置につきます。本願寺は坊主頭ではなく、普通に髪の毛を生やしています。京都の本願寺でも同じです。
最初はお経を読み始めます。経典で場所を目で追いつつ、のんびり聞き。
ちゃんとお経が読める人は、他の訪れた方でも合わせて唱えていました。
また、途中であってもランニング途中の人がお賽銭を投げていたり、途中で入れ替わりがあったりと、気軽に出入り可能です。
ある程度進んだ後にひとまず終了。その後、お坊さんによるその人のテーマに沿った話があり、すべての行程が終了です。だいたい50分で終了。
ですが、50分全部、居続ける必要もありませんので、遅れて参加でもよいですし、時間が厳しければ途中で抜けるのもありです。
最後、帰り際に扉の上を見ると、ステンドグラス。お寺なのか教会なのか、よくわからない感覚に陥ります。
出口付近でアンパンを配っていたのでいただきました。無料でもらえます。
また、案内では、どこかでおかゆか何かを提供しているような話もあったのですが、場所がわからなかったので、そのまま帰りました。
その後、周囲を散策。浄土真宗の宗祖の親鸞聖人の像。
離れたところからみた本堂。これだけ見たら、お寺にはまったく思えませんが、インド風建築と考えると多少は仏教らしさを感じます。
脇から見た本堂。
これで、1時間程度ではありますが、十分満足し、築地本願寺を後にしました。
歩いてすぐの場所に築地市場もありますので、そうしたものとセットで訪れるのもお薦めです。
築地本願寺 一人旅の旅行記
2017年5月中旬の平日に、東京都の築地へ一人旅に出かけた際の旅行記です。