筑波山の女体山山頂に行き、あとは下山するのみです。
一度お手洗い利用のためにロープウェイ乗り場まで移動。
ロープウェイ乗り場には結構人が並んでいました。混雑期にはできれば早めに列に並んでおいた方がよさそうです。
以前訪れた時にはなかった飾りも。季節的な物でしょうか。
ロープウェイ乗り場から降りた場所には休憩スペースがあり、この場所からも遠望を楽しめます。足腰が悪い人は、このあたりでのんびりしましょう。売店等もあります。
お手洗いを済ませ、いよいよ下山です。
まずは降りてきたロープウェイ乗り場の辺りから、一度上に戻ります。
そして女体山山頂の手前にある広間まで来ます。
女体山山頂方面に少し歩くと、下山用の道があります。少々わかりにくいのですが、案内板等を頼りに道を見つけましょう。時間帯によっては人が登ってくるので、そうした人の流れを参考にしても良いでしょう。
14時出発。
結構な岩場です。
40から50代とみられる年配の人も登ってきますので、たぶん大丈夫なのでしょうが、それにしてもよく登ってくるなと感心です。
この女体山側の下山ルートは「白雲橋コース」と呼ばれます。この「白雲橋コース」を途中まで進み、分かれ道で「おたつ石コース」に移動し、つつじヶ丘を目指します。
上ってきた御幸ヶ原コースでは見かけなかった鎖。足だけでなく、手も使う必要が出てくるルートです。
ゴツゴツとした岩場を下っていきます。下る際は視点から足場までの距離があるため、少々怖く感じるかもしれませんが、ゆっくりと慎重に進めば問題なく降りていくことができます。
近くの岩に手を添えつつ、下っていきましょう。
途中、目的地のつつじヶ丘が見えます。
見逃してしまいそうな祠。
大仏岩。形が大仏が座っているように見えるからとのこと。
道しるべ。つつじヶ丘まで1.6km。
時折、足場の整えられた場所もあります。
北斗岩。天にそびえるように立っている岩。
向こう側が見えます。
小さな小原木神社。
整った道。
渡神社。
裏面大黒。大黒様の後ろ姿のように見えることからの命名。
出船入船。2つの大きな岩が船のように見えるそうです。
国割り石。神様が集って石の上に線を引いて神々の行くべき地方を割り振ったとのこと。ただ、この手の岩が切られたような線は、他の場所にでも見かけました。実際にはどうやって線を引いたのかも含めて気になります。
陰陽石。左右にある岩が陰と陽に見えるとのこと。
鎖があるのですが、外れたような形跡が。たとえ鎖があっても、体重すべてを預けず、いざということも考えた方がよさそうです。
母の胎内くぐり。
この隙間をくぐるのですが、荷物を持っていると危なく、また、単純に怖いのでやりませんでした。岩は動かないと思っていても、その下に居続けるのは恐怖です。
高天原。少しだけルートから外れて階段を登る必要があります。
下りの階段。
弁慶七戻り。上の石が落ちそうで怖いですね。
そしてこの先分かれ道の看板。かなり汚れており、また、見えにくい場所に掲げられています。
分かれ道手前の休憩所。ベンチやテーブルがあります。
聖天神社。
木々の隙間から望む霞ケ浦。
この後、距離があるものの筑波山神社へ下っていく「白雲橋ルート」と、つつじヶ丘に下っていく「おたつ石コース」とに分かれます。
この時点で14時40分。
女体山山頂近くの下山道から40分での到着です。
筑波山 御幸ヶ原コース 一人旅の旅行記
筑波山の登山一人旅の旅行記です。
宿泊はしていませんので、主に登山中の話になります。