塩原温泉の湯守田中屋の露天風呂は2か所あります。ともに旅館から出て目の前にありますが、自動車が通る道路を通りますので注意が必要です。信号がありませんので、しっかりと左右を確認してから渡りましょう。
一つの露天風呂は階段の段数も少なめで、階段自体も段差が統一され、しっかりしたものなので、比較的入りやすいお風呂です。ただ、夜は予約制になっておりますので、できれば旅館到着したら早めに一度は入っておきたいところです。渓谷を見下ろす形のお風呂で、木にで作られた浴槽に漬かることになります。男女別の浴槽が用意されていますので、異性の目を気にせずに入れます。
もう一つの露天風呂がこの旅館の名物ともいえるもので、段数が約300段で、しかも舗装等がなされておらず、段差自体もまばらで下手すると転んでしまいそうになるような、そんな階段を下りて行った先にある露天風呂です。
風呂は女性専用が1つ、混浴が3つとのことなのですが、混浴のほうは目視で2つしかありませんでした。もうひとつは、近くの川の水が入ってきているからなのか、冷たくなっており、温泉と呼ぶにはやや辛い状況でした。季節や水嵩によって、入ることのできるお風呂かどうか変わるような感じです。
今回は冬場に訪れたので、寒くて入れませんでしたが、夏場でしたら水風呂として利用できるのかもしれません。
混浴ですが、水着やタオルなどをつけて入ることもできるようで、特に注意書きはありませんでした。
宿泊客だけでなく、車などで外部から訪れる人も多くいます。料金は有料ですが、他の旅館に泊まり、温泉だけ利用するということも可能です。
実際、男女で来ている外部と思われる客が数組おり、露天風呂のほうにも男女ともに一緒に入っておりました。
このように外部からも利用される露天風呂です。
川を眺めながら入ることもでき、春から秋にかけては緑も豊かになるでしょうから、眺めもよろしいのではないでしょうか。
室内風呂に関しては、ジャグジー風呂があったり、寝そべることができるスペースがあったりと、ゆっくりとお湯につかることができます。階数の上の階にあるため、窓からの景色も良く、混浴風呂が嫌であったり、階段の上り下りが大変であったりする人は、こちらの室内風呂を堪能するのも良いのではないでしょうか。
塩原温泉 湯守田中屋の旅行記
今回、塩原温泉 湯守田中屋の模様を掲載した旅行記を紹介します。一人旅の参考になれば幸いです。2泊3日の旅行日程の2日目になりますので、1日目の宿泊先「作並温泉 鷹泉閣 岩松旅館」の最寄駅からの旅行記になります。