京懐石 螢で夕食

京都府

京都ブライトンホテルに帰り、夕食をどうするか悩んでいました。

近場にはあまりお店はありませんし、かといって京都駅方面まで電車で移動するのもどうかと。

そこで、京都ブライトンホテルの中にある「京懐石 螢」で食事を取ることに。京都らしく和食のお店を選びました。

1階の隅に入口があります。18時30分くらいに中へ。

中に入ると、左手側が鉄板焼きのお店、右手側が「京懐石 螢」でした。

1名であることを伝えます。

カウンターなどは無いようで、全てテーブル席か、あとは座敷のようです。

案内された席に到着。

何を頼もうか迷います。

コースでもよいのですが、食べ切れるかどうか不安でした。

最後のご飯とお味噌汁は余計ですし、何より朝食でもこの会場で食べる予定でしたので、出来るだけ重複しないようにしたいと。そのため、単品でいくつか頼むことに。

注文は鱧炭火焼1800円、美山天然鮎1本1600円、前菜盛り合わせ1500円。そして、飲み物にゆずドリンクのソーダ割り650円。全て税抜き価格です。税金だけでなく、サービス料も別途かかります。

他にも色々と注文したかったのですが、注文したものが軒並み品切れになっていました。季節の物だけに、これは仕方のないところです。

さっそくゆずソーダ割りが到着。右側のグラスはマドラー置きです。マドラーはかき混ぜる棒のことを指します。

そして、10分ほど後に前菜が到着。小分けされた皿にいろいろと乗っています。

続いて鱧炭火焼です。「鱧」は「ハモ」と読みます。京都の方で重宝されている魚です。白身で、焼きの他に鍋などにもよく使われます。

テーブルに炭火が到着。こんなにも大げさになるとは思わず、ちょっとびっくり。

そして鱧(はも)が来ました。塩と何かしらの葉。木の芽だったでしょうか、うろ覚えです。そして、カラスミ。焼いた鱧に好きなように付けて食べます。

カラスミは単体で食べてもおいしかったです。

焼くのはスタッフがしてくれます。炭火の網の上に鱧を一気に乗せます。鱧が網にくっついてしまうため、それを時折はがしつつ焼いていきます。

焼き終わったら皿に乗せてもらいます。自分でやることは何もなく、食べるだけです。お好みで塩やカラスミを使います。

この焼いている最中に、隣の3世代家族連れの方におかみさんや料理人があいさつに訪れていました。なんだか京都らしい光景です。こちらにも料理人が一声かけてくれて一人旅で普段人と接しない身としては恥ずかしい限り。

続いて美山天然鮎が到着。「鮎」は「あゆ」と読みます。漫画「美味しんぼ」で登場する京極さんが口にくわえて「なんちゅうもんを食わせてくれたんや」と涙ながらに言ったのは鮎です。その時は鮎の天ぷらでしたが。

今回は鮎の塩焼きで食べます。1本1600円と、かなりの高額です。酢をつけて食します。付け合わせに、海老が入った煮こごりも付いています。

鮎は骨の部分と身をはがすのが難しいため、かぶりつくような形で食べました。ただ、場所が場所なだけに、あまりみっともない食べ方もできず。

頭と骨と尾びれを残してなんとか食べることが出来ました。

最初に注文した料理はこれで終わりですが、やはり物足りず。そのため、別途にぎり寿しを注文。1900円。

にぎり3貫と漬物寿し2貫のセットです。京都らしいということで漬物寿しに興味があったため注文しましたが、普通に漬物が乗っているような感じで、普通に食して終了。寿司の選択は何か違ったようです。おいしかったのですが、京都らしいかと言われれば、何か違います。

と、いう形で完食。

時間は50分ほど。お酒を飲まなかったことと、コースではなく単品で、しかも品数が少なめだったため、比較的短い時間で食し終えました。といっても、50分という時間は長めです。料理が運ばれてくるタイミングなどもあるため、これは当然と言えますが。急いで食べたい人には不向きでしょう。ゆっくりと一品一品味わいたいものです。

途中から席も埋まりだし、満席状態でした。

京都の人らしい人がおかみと話している姿などもあり、なんだか京都らしいな、としみじみと感じ。話していることが、というより、内容というかなんというか。

本来は出口で会計をするのですが、お会計はホテルの支払いと一緒に、と伝え、部屋番号を述べてサインをし、お店を後にしました。

お会計は8603円。税抜き料金に消費税がかかり、また、サービス料として10%プラスされています。サービス料はお得な、というサービスではなく、給仕(きゅうじ)してくれたことに対する支払いです。チップ代みたいなものでしょうか。

高めのお店に行く時はこうした料金も必要になるため、お財布には多めのお金を入れるか、クレジットカードをしっかりと持参したいものです。

食べ終え、部屋に戻り、この日はくつろいで終了。

京都ブライトンホテル 京都 一人旅の旅行記

2泊3日で出かけた京都一人旅の旅行記です。1日目はホテルステイと京都御苑などを散歩程度の観光です。

  1. 京都ブライトンホテル 京都 一人旅
  2. 品川名物貝づくし(駅弁)を食す
  3. 京都駅から京都ブライトンホテルへ移動
  4. 京都ブライトンホテルの部屋
  5. 京都御苑、鴨川周辺、大文字など
  6. 京懐石 螢で夕食
  7. 京都ブライトンホテル、京懐石 螢で朝食
  8. 京都ブライトンホテル 京都 一人旅の費用
  9. 京都 宿・地図
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