備中松山城の天守を堪能した後、さらに周囲を散策。
天守の裏手側には腕木御門。
さらに奥には二重櫓があります。この二重櫓も現存しているものです。
六の平櫓内。テレビに映像が映ります。内容は昔の歴史だけでなく、平成の復元の模様も。
パネルにどれくらいの映像時間かがわかるようになっているのは助かります。観光先で使える時間が限られるため、どこまで見られるかの目安になりますので。
休憩もかねて映像を見て、その後、本丸から去ります。
途中、テレビカメラを持った人がいて、猫を映していました。どうやら猫城主らしく、取材をしていました。その模様が夜のNHKの現地のニュースで流れていました。猫の写真は撮りたかったのですが取材中だったので撮れず残念。
続いて二重櫓の方に移動。その道中の天守。紅葉も綺麗です。
塀の様子。
本丸東御門の門を外側から。
搦手門跡付近。下って行けるのかは不明。
二重櫓。
反対側に回って見ました。
その裏手が後曲輪跡。
天守もそうでしたが、この二重櫓の石垣が積まれている下の岩場の出で立ちが怖いものがあります。どうしてこのような岩場になっているのか。
この二重櫓から先にも道があり、その方向には大池、天神の丸跡など、遺跡があるものの、時間と体力の都合で行くのは断念。
戻って石落としをしたから眺めた様子。でも、明らかに石落としがあることがわかっているのに、ここから登ろうとするのかと疑問に感じます。
雪隠跡。2ヶ所あります。
雪隠(せっちん)は別に雪を隠すところではなく、便所の別名のようでなものです。なので、便所跡となります。
ただ、もしかしたら便所跡ではなく、抜け穴、という説もあります。あまり他の城を訪れてもこの手の雪隠なるものは見かけないので、かなり特殊な遺構と言えるでしょう。
二の丸から見た下の様子。すぐ下は厩曲輪。
高梁市の町並み。
厩曲輪(うまやくるわ)。
厩曲輪に復元された土塀と現存する土塀があります。
左側が現存、右側が復元ですが、あまりどちらも変わらないように思えてしまいます。塗りなおしなどの修繕がされているからでしょうか。
さらに下って三ノ丸下あたりの塀。ここも現存と復元の塀があります。
上側が現存、下が復元のはずです。
そして、改めて三ノ丸や厩曲輪方面をしたから眺めると、石垣の荘厳さが見て取れます。
先ほど見てきた厩曲輪の土塀。
高梁市の様子。
山火事注意。
下を皆がら歩いていると、瓦の破片が多々ありました。
そしてさらに下り、ふいご峠に到着。
事前にタクシーを呼んでおいたので乗り込み、高梁駅に到着。1870円。
次の電車まで時間があったので、駅に併設されている高梁市図書館へ。どうやら販売書店とセットになっているのか、書籍の販売も行っています。
図書館から見た高梁駅。
手荷物預かり所もあります。レンタサイクルを借りて城の方に行くのも良いですし、周囲の観光をするのもよさそうです。
子供向けの遊び場。
外の様子。朝の時の靄(もや)のかかった町並みとは異なる景色です。
周囲の山並み。
電車が来るまでのんびり過ごし、次の目的地を目指します。
備中松山城 岡山県 一人旅の旅行記
2018年10月下旬の平日に、岡山県の備中松山城へ一人旅に出かけた際の旅行記です。