2018年6月上旬の平日に、東京都の旧新橋停車場へ一人旅に出かけました。
一人旅、と言っても、首都圏内に住んでいるため、日帰りの観光でしかありませんが、せっかくですので、取り上げたいと思います。
旧新橋停車場は昔の電車の駅があった場所に建てられた建物で、中では展示等が行われて電車に関する知識を学ぶことができます。
当時の新橋やその近くの銀座等に関する知識が深まります。
旧新橋停車場 東京都 一人旅の総論
日頃電車で旅行をすることもあり、電車絡みの施設を見に行こう、ということで訪れてみました。
旅行というよりかは、近場の博物館などに出かけるような感覚で訪れています。
ちょうど、訪れたときは企画展で新幹線絡みの展示がしてありました。
直近に埼玉県にある鉄道博物館にも訪れたこともあり、そこでこの旧新橋停車場のことを知り、行ってみようと思った次第。
この場所を目的に無理に旅行に組み込む必要はありませんが、首都圏内に住んでいるのであれば、東京に来るついでに寄ってみても良いかもしれません。
東京駅から数駅で到着できる他、施設の入場料は無料です。
旧新橋停車場 東京都 一人旅の費用
東京駅からの交通費であれば300円もあれば行き来可能です。
施設自体は無料で入ることができます。
■交通費:266円
東京駅から新橋駅:133円
新橋駅から東京駅:133円
■合計:266円
旧新橋停車場 東京都 一人旅の旅行記
2018年6月上旬の平日に、東京都の旧新橋停車場へ一人旅に出かけました。
旧新橋停車場 日本最初の鉄道ターミナル
旧新橋停車場は日本最初の鉄道ターミナルで、現在の東京駅に役割を移すまで栄えていました。
その後、汐留駅と名を変え貨物専用駅として活用されたものの、1923年の関東大震災で火災によって消失。
1934年から汐留駅改良工事を行われたものの、場所は別の場所に移したようです。
昔の遺構や資料等を元に、外観等を当時に似せた建物を作ったほか、遺構の保存をしています。
その旧新橋停車場の施設への入口。
中では旧新橋停車場 鉄道歴史展示室があります。合わせて企画展も行われており、訪れたときは新幹線についてでした。
1時間ほど展示物を眺め。映像による展示もあったため、それによって新橋停車場だけでなく、銀座周辺の様子も知ることができました。
この新橋からは歩いて銀座へ移動可能です。
そして、建物の反対側に向かうと、プラットフォームの構造を見ることができます。
盛土式石積みという構造で作られているそうです。
当時の遺構として見学可能な場所も用意されています。
別角度からのプラットフォームの様子。
0哩標識もあります。1870年に測量の起点となる第一杭がこの場所に打ち込まれたとのこと。
1936年に日本の鉄道発祥の地として0哩標識と約3メートルの軌道を復元。ですので、昔のままというわけではありません。
と、ざっくりと見て回り、旧新橋停車場を後にしました。
展示物はそれほど多くないため、さっと見て回ることができます。
新橋を訪れた時の時間つぶしや、東京から地方へ帰るときの寄り道として寄ってみてはどうでしょうか。