武田神社に到着です。脇には風林火山の幟もあります。
武田神社は、戦国時代の武田信玄が居を構えた躑躅ヶ崎館(つつじがさきやかた)の跡地に建てられた神社です。武田信玄の親の信虎の世代から使用され、息子の勝頼も引き継いでいます。
当時の石垣が残っている他、武田神社外の敷地にも遺構が残されています。
すぐそばにはお土産物屋も。
橋を渡って敷地内に入ります。
堀。
そして階段を上っていきます。
史跡、武田氏館跡の石碑も。躑躅ヶ崎館の名称は別称で、一般的には武田氏館と言われています。別称は、すぐ東脇に躑躅ヶ崎という小高い山があることから、名付けられています。
この武田神社は武田信玄や戦国時代とはなんら関係なく、1919年に作られたものです。祭神は武田信玄。
併設している武田神社宝物殿には風林火山の孫子の旗が展示されているとのこと。
手水舎。
武田家の家紋の武田菱の形状になっています。
お守り売り場。
宝物殿への案内板。300円。
敷地内の様子。
そして、武田神社拝殿。
武田神社の額もあります。歴史が新しいからか、まだまだ奇麗です。
左右には朱塗りの巨大な盃があり、片方には武田二十四将の文字が、もう片方には風林火山の文字がありました。
菱和殿。
甲陽武能殿。
松と松。
敷地内には姫の井戸と武田水琴窟があります。
武田水琴窟は、音が聞こえる仕組みとなっています。水滴が下に落ち、その水滴が瓶に当たることによって、すがすがしい音が響きます。竹筒に耳を近づけて聞いてみるのも良いでしょう。近づけなくても音が聞こえます。
武田水琴窟の反対側には姫の井戸のお水があります。これは、ここで武田信玄の娘が生まれた際に、産湯として使用したという説から、この名称になっています。
続いて武田神社宝物殿に向かいます。
なぜか、キティちゃんの石像が。その奥に武田神社宝物殿があります。
武田神社宝物殿の拝観料は300円。
資料室内は撮影禁止ですが、1ヶ所だけ撮影可能に。この武田信玄像が該当するのですが、やはりここだけ撮影可能だったため、他のグループが一人撮影していたら、その仲間が撮影ダメだろ、という指摘をしていたのが印象的。わかりにくいですね。
展示物は孫子の旗などを中心とした収蔵品。また、歴史をまとめたパネルなどもありました。
30分ほど武田神社宝物殿で資料などを眺め、その後、一度武田神社の敷地外に移動しました。
武田信玄ゆかりの地 山梨 一人旅の旅行記
2017年11月上旬の平日に、山梨県の武田信玄に関係する場所へ一人旅に出かけた際の旅行記です。
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