バス停から歩いて浜松城内に到着です。
まずは、木々に囲まれた通路を進んでいきます。
今回は浜松美術館の側から入っていきました。いろいろなルートから浜松城天守を目指すことができます。
高低差がある方向へ進みます。
石垣。不安定な積み方に見えますが、これは野面積(のづらづみ)と呼ばれ、これでも400年間、維持し続けてきた積み方とのこと。綺麗に岩が切れているような石垣も魅力ですが、こうした荒々しい石垣も魅力です。
井戸。水は大切です。城では井戸の展示も良く見かけますが、城を守っていても水が無くなれば生きていけませんので、必ずと言っていいほど、城内には井戸が配置されています。
そして、浜松城天守。天守の下の天守台は、昔のままとのことです。
天守自体は復興された物で、形も以前の物とは異なっているのでは、と言われています。
入城料金は200円。この200円で、すぐ側の復元された天守門への入場も可能です。
浜松城天守への入り口。
城内は展示なども行われています。
3階は展望エリア。眺望地図が東西南北に掲げられています。どこに何があるのか把握しながら周囲を眺めることができます。
天守から見た天守門。
周囲の眺望。富士山も見えるようなのですが、この日は遠くは雲が多く、見ることができませんでした。
木々が生い茂っており、のんびりくつろぐのもよさそうです。公園や日本庭園として整備されている場所もあります。
展望エリアの様子。通れる場所が限られているため、譲り合って移動しましょう。すべて網で覆われています。
天守曲輪。天守の前の広場です。
3階を堪能し終えた後、2階へ移動して展示物を眺めます。全国の城郭分布図。いつにできたものかわかりませんが、当初は47だったものの、上田城と大洲城が付け足され、49の場所が描かれています。
刀や鎧兜などの展示も。
高札。このような形で一般に向けた案内を出していたようです。
鉄砲。鉄砲の使い方を説明した絵もあるのですが、いまいちよくわかりませんでした。
1階に戻ります。映像展示があったので、それをのんびり眺め。3種類あり、全部で15分とコンパクトにまとめられているので、一通り見て過ごしました。
武田二十四将が描かれた掛け軸。
さまざまな家紋。
地下に向かう階段もあります。
地下には井戸があります。
宮下英樹氏の漫画「センゴク」の油絵。三方ヶ原合戦の様子を描いているとのこと。
そして、井戸。天守内にもこのように井戸を用意しているところも多々あります。こうした形で水の大切さを改めて実感させられます。
天守に入って50分ほど滞在しました。小さいにもかかわらず、ゆっくりとパネル展示を眺め、ビデオ映像を見つつの時間です。人によっては10分も経たずに見終えられるかと思います。
外から引き続き浜松城天守の撮影。
さまざまな角度から写真を撮ることができました。
たなびく旗。そこには井伊直虎のドラマ記念の旗も並んで立てられていました。
続いて、すぐ近くにある天守門に向かいます。
浜松城 舘山寺温泉 一人旅の旅行記
2016年5月中旬の平日に、静岡県の浜松周辺を訪れた際の旅行記です。