釧路駅から根室に向かうため、電車に乗り込みます。
改札を通り、目的のホームへ。
ホームはいくつか分かれており、根室に行く「快速ノサップ」のあるホームへ行きます。普通もあります。快速と比べて、乗車時間は大きく変わりません。快速に途中で抜かれるということもないため、出発が一番早いものに乗り込みましょう。
そして、快速ノサップを発見。1両です。
トイレは付いていますので、安心して乗車できます。
座席はクロスシートとロングシートが組み合わさっています。できれば窓の外が見やすい場所を確保したいところです。なので、早めに電車内に乗り込むと良いでしょう。
購入した駅弁「いわしのほっかぶり」を食べつつ出発を待ち、そして出発。11時13分発。
席はそれなりに埋まっており、窓際はすべて埋まっていました。
途中駅で人が減っていくため、途中からは窓際も選べました。
平日ということもあってか、仕事で移動している人もチラホラ。
車窓を眺めつつ進みます。
広大な大地なのですが、釧路駅から根室駅に向かう途中は木々に挟まれた位置を通ることも多く、常に広大さを感じることはできませんでした。
それでものんびりと外を眺めつつ過ごします。
天気が良かったものの、ところどころで霧が発生。先がまったく見通せない状況です。夏場にこうした霧の発生が多いようです。
昆布が海岸沿いに並べられています。
そして霧が晴れた場所に着くと、良い天気に見えます。
厚岸。この路線内では大きな駅のようです。
さらに進みます。
茶内。なぜかルパン三世の銭型警部が立っています。足がすごく細いです。
次の浜中駅。どうやらルパン三世の著者のモンキーパンチ氏がこの浜中出身のようで、その絡みでルパン三世の絵を用いたパネルなどが置いてあるようです。
写真には取れませんでしたが、浜中駅ではルパン三世のラッピングバスもありました。
さらに進んでいきます。
厚床駅。この駅で、反対側から来る電車の列車交換の電車を待つため、17分ほど停車。レールが一本しかない単線のため、進行方向反対側の電車とどこかですれ違う必要があります。電車によってはこの駅ではなく、厚岸駅で折り返し待ちのこともあるようです。
旧標津線分岐との文字。昔はこの厚床駅から中標津駅までの電車が通っていました。今では中標津駅は無く、根室中標津空港があるものの、そこからはバスで各地に移動することになります。根室に行く際には根室中標津空港から移動するという手段もありました。
ちなみに「標津」は「しべつ」と読みます。
せっかく停車しているので辺りを撮影。
広々とした大地です。
外から見た厚床駅。
駅前。お店などはほとんどありません。
ホームから見た厚床駅。
根室線の電車。
進行方向の根室駅に続くレール。
釧路駅に続くレール。
もう片方のホームから見た厚床駅。
まもなく折り返しの電車が来て、その後出発とのことで電車に乗り込みます。
するとルパン三世のキャラクターが描かれたラッピング電車が通り抜けます。
絵柄もかっこいい感じです。
そして電車が出発。
いくつもの駅を越え、13時38分に根室駅に到着です。乗車時間は快速ノサップで2時間25分。普通でも2時間30分で来られたりしますので、途中の折り返し待ち次第で時間が大きく変わることが窺えます。
余談ですが、途中で獣の糞の臭いが漂いだします。最初、目の前のおばあさんが、と思ったのですが、そういったことはなく、どうも外からの臭いが入ってきたようで。
道中、牧場なども見かけたため、そうしたところの堆肥を作る臭いが電車の中にまで入ってきたのかと思います。夏場だと、特に臭いがきつく感じるかもしれませんが、道中の一部区間のみですので、我慢しましょう。
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