木曽川の鵜飼の実演です。
1つの鵜飼用の船に2艇の屋形船が接近する形で見ていきます。
見るときには船の片方側から見ることになるので、最初の位置取りが重要です。ですが、乗るときにどちらに発進するのかや、最後の鵜飼の説明時には位置が変わる可能性もあるため、どちらに陣取ればいいのかはわかりません。
篝火が煌々と照らし、位置は離れているものの、その熱を感じることができます。燃やしている木はアカマツ。
その篝火の下あたりに紐でつながった鵜が配置され、魚をくわえこんでいきます。基本は鮎を取るためですが、他の魚をくわえることもあるようです。
鵜の首のあたりに紐があり、その紐の縛り具合で、胃の中まで鮎が落ちず、その落ちない鮎を口から取り出すことで鮎を取っていきます。
小さい魚はそのまま胃の中に入ります。
鵜は自由に動き回るため、どんどん紐が絡まっていきます。そのたびに、絡まった紐を1本1本外し、再び束ねます。
こうした実演が続きます。
別の場所でも同じように鵜飼を行っており、その船の近くにも別の屋形船が付いています。
すでに周りは暗闇になっており、電車の明かりが綺麗です。
篝火の調整も随時行われ、どんどんとアカマツを放り込んでいきます。
そして15分の実演ののち、説明が鵜匠(うしょう)から行われます。
屋形船を鵜飼の船に近寄らせます。実演時は同じ方向に居た別の船も反対側に回りこんで説明が聞きやすい体制になります。
鵜を船の先端に立たせ、そして説明。
マイクをもって話し、その音声は屋形船内のスピーカーから聞こえるため、声はどこに居ても聞きやすいです。
10分くらい、説明が行われ、木曽川鵜飼が終了。説明が終わった段階で、いつの間にか船が出発地点に戻っており、すぐに陸に上がることができました。
ライトアップされた犬山城。
周囲の様子。
ライトに大量に虫が集まっています。
そして名鉄犬山ホテルの鵜飼出発所に到着し、草履からスリッパに履き替え、鍵を受け取り部屋に。
この日の予定はすべて終了しました。
犬山 愛知県 一人旅の旅行記
今回は事前に大阪に用事があって出かけ、その帰り際に愛知県に立ち寄っての犬山一人旅です。
出発地は名古屋からとして旅行記を記載しています。最初の駅弁のみ、東京から大阪へ出発する際に食したものです。