富岡製糸場の東繭倉庫の一部が資料室として公開されているため、資料を見るため中に入っていきます。売店も併設されています。
富岡製糸場の説明がパネルで記載されています。
富岡製糸場の模型。手前の長い建物が東繭倉庫、奥に向かって長いのが繰糸場、そして奥の横長が西繭倉庫です。
器械の展示。
富岡製糸場は官営として運営されていましたが、民営に移され、最後は片倉工業という会社が保有しました。その片倉時代の制服等です。
この片倉工業が1987年まで操業を行い、その後は使用されなくなりましたが、建物の維持管理は行いつづけ、2005年に富岡市に譲り渡すまで維持管理を行っていました。維持管理の費用や土地等の税金も払い続けたとのことです。
映像による説明もあります。ポール・ブリュナに扮する人が説明役になった映像が流れます。上映時間は20分。
椅子も用意されていますので、休憩も兼ねて20分間しっかりと学習。映像だと記憶に残りやすいので、最初にこの映像を見てから周りの資料等を見るのも良いかと思います。
養蚕(ようさん)の様子。葉がありますが、ところどころに蚕(かいこ)がいます。アップで写真を載せると苦手な人が嫌がると思いますので遠目から。
そして、蚕によって繭が作られます。
別の形の繭を作る様子。
座繰りという作業をする機器。
世界遺産への登録勧告が行われた時に発行された上毛新聞の号外。
以上で一通り富岡製糸場を堪能。敷地に入ってから1時間30分でした。
朝早くの時間帯は人も少な目でしたが、帰り際には多くの人が訪れています。
駅方面から歩いてきているのか、途中の駐車場から歩いてきているのかわかりませんが、来た時とは異なり、多くの人が富岡製糸場に向かって歩いていました。
富岡製糸場 世界遺産 一人旅の旅行記
富岡製糸場に平日に訪れた時の旅行記です。日帰りということもあり、現地に行って帰ってくるだけの内容になっています。