箱根湯本駅から宿泊先の「花紋」へ歩いて移動開始です。
行き方は2つのルートがあり、箱根町役場方面からと、その反対側からです。
今回は役場とは別方向から移動しました。
近くを流れる早川を越えるように進むため、まずは川の方へ向かいます。
反対側に行くための橋を探すため、川に沿って移動。
すると橋を発見したので渡ります。
途中、近くの観光スポットなどへ歩いていく際の時間がかかれた案内板も。
坂になっているところを登っていき、しばらくすると旧東海道の通りにでます。
そして、今回の宿泊先である「花紋」が見えてきました。城の櫓みたいなものが「花紋」の場所です。箱根湯本駅から歩いて13分ほど。
まだチェックインまで時間があったので、すぐに入らずに、近くで待つことに。
すると、この「花紋」の前に門がありましたので、そちらに向かいます。直接は入れないように通行止めがあったため、回り込みました。
反対側から見た門。
中に入ってみてみると、金湯山の文字が。
案内板には文化財愛護と北条家のマーク、そして早雲寺惣門の薬医門の記載が。
近くには祠も。
そして、この門の先を見てみると、早雲寺がありました。
訪れたときには、まったく予備知識がなかったのですが、この場所は戦国時代の北条家ゆかりの場所で、北条五代の墓もあります。
中に入ることもできるため、入っていきます。見えてきたのは早雲寺の本堂。
本堂には案内板があり、境内は自由に見てよいと書いてあります。その代り、本堂の中は11月の特定の日のみしか公開していないとの案内がありました。この公開時には北条早雲の肖像画などが公開されるようです。
本堂には釈迦三尊仏が。
脇の建物。
鐘楼。
北条幻庵による庭園も本堂の裏側にあります。北条幻庵は北条家5代に仕えた人物です。
中には入ることが出来ません。
また、すぐ近くには墓があり、その墓の奥の方には北条五代の墓もあります。ここでいう北条五代は、戦国時代に活躍した北条家です。鎌倉時代の北条氏との区別のために後北条氏などとも表現します。
北条早雲、北条氏綱、北条氏康、北条氏政、北条氏直の5名。
この早雲寺を見た時点ではさほど知識もなかったものの、翌日小田原城を訪れて資料等を見たことで、北条家に対する知識も深まり。
偶然宿泊先の宿の前にあったという理由で、意図せずして訪れた寺でしたが、結果として訪れてよかったという結果に。
この後、チェックイン時間も近づいたため、宿に向かいました。滞在時間は6分ほど。
花紋 箱根湯本 一人旅の旅行記
箱根湯本温泉の宿「花紋」と、近くの寺や資料館、そして小田原城を訪れた旅行記です。